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投資信託選びで間違わないための人気ランキングの正しい使い方

4/7(火) 19:30配信

LIMO

投資信託を選ぶとき、「人気投信ランキング」や「売れ筋投信ランキング」を参考にする人も多いでしょう。しかし、投資信託は家電製品や日用雑貨などとは事情が大きく異なります。投資信託をよく知る人は「人気ランキング」を参考にはしますが、鵜呑みにすることはありません。今回は、投資信託のランキングを参考にするときの注意点や利用方法について解説します。

売れ筋ランキング上位だからといって儲かるわけではない

投資信託の店頭販売がある販売会社が公開している人気ランキング上位には、単純に投資家に人気があって売れているのではなく、販売会社が何らかの狙いがあって売ることに力を入れている結果として、ランキングに入っている投資信託が含まれている場合があります。つまり、投資家の意向を完全に反映したランキングではない可能性があるのです。

では、店頭販売がないネット専業の証券会社のランキングはどうでしょうか。店頭販売がある販売会社と違い、投資家が自ら購入している結果なので、本来の人気ランキングといえなくもありません。

しかし、「毎月分配金」型投資信託など、分配金を過払いしている可能性のある投資信託がランキング入りしていることも多いのが実際です。定期的な分配金が欲しいというニーズは分からなくもないですが、分配金を定期的に還元されるのは複利の否定です。長期投資には向かない姿勢ともいえるでしょう。

このようにネット証券の人気ランキングも見方を変えれば、投資信託をよく理解していない人を含む人気ランキングだと言えるでしょう。

また、別の見方をすれば、ネット証券を利用している人は短期志向の投資家も多くいます。ですから、「ブル・ベア型」などリスクの高い投資信託もランキング入りしていることが多いのです。

たとえば「ブル型」の一種であるダブル・ブル型投信とは、日経平均株価が1日に1%上昇したら2%上昇するというレバレッジを効かせた投資信託です。

一方の「ベア型」とは、たとえばダブル・ベア投信の場合、日経平均株価が1日に1%下落したら2%上がるという投資信託です。

レバレッジには3倍以上もありますが、レバレッジが上がるほど大きな損失がでるリスクも高まります。レバレッジ型は、長期保有に適さない投資信託なので注意が必要です。

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最終更新:4/7(火) 19:30
LIMO

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