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免疫力を上げる「ポジティブ脳」な食べ方

4/7(火) 20:00配信

日本食糧新聞

「鶏の唐揚げがブームの理由」について書く予定と前回お伝えしたのだが、その後に新型コロナ関連の影響で外食や中食の流れも変化した。いずれにしても、日ごろから免疫力を上げておいて損はないだろう。そこで、今回は鶏の唐揚げにとどまらず、誰でもできる免疫力を上げる食べ方について書かせていただこうと思う。

鶏の唐揚げは、免疫力アップにも期待大

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鶏唐揚げ専門店が続々と 鶏肉のビジネス的な強みは
消費税10%に加えて新型コロナ問題が加わり、都内では外食から中食にシフトした店舗展開が目立つ。テークアウト店が次々に開店して人気の鶏の唐揚げも、免疫力アップ効果が期待できるメニューだ。鶏肉に含まれるアミノ酸の一種「カルノシン」や「アンセリン」には抗酸化作用があり、細胞の老化を防ぎ、抵抗力のある強い肉体作りに役立つとされている。
また、鶏肉に豊富に含まれる「ビタミンA」には組織を形成.・修復する働きがあるので、皮膚や粘膜を守る手助けをしてくれる可能性が高い。ビタミンAは、比較的熱に強い栄養素なので、揚げ物になっても効果がある程度持続可能だと思われる。さらに鶏むね肉に含まれるイミダペプチドという成分は、疲労回復や筋肉疲労を防ぐ効果があり、免疫力を高めるのにつながると期待される。

食の需給バランスと消費者メンタル

3月25日に東京都知事による週末自宅要請が出た際には、あっという間にスーパーの食料品棚が品切れ状態となった。大手スーパーは入店するのに2時間以上待つ店もあったという。一方、飲食店は毎日仕入れた食材を廃棄せざるを得ない状態となった。欲しい人と提供したい人が確実に存在するのに、需要と供給がマッチしていない。
食は生命維持に必須のものだ。しかし非日常の事態になると、どうしても行かなくてはいけない医院などと異なり、嗜好(しこう)性の高い外食店は、「行かなくてよい場所」になってしまうのが現実。代わりに人は、お腹を満たす食そのものを手に入れることに懸命になっていく。
また、免疫力を上げたほうが良い、という情報は知ってはいても、いざ、食料品を買うにあたっては、まずはインスタント食品など利便性で安価である商品から売れていき、「免疫力をつけるメニューを選ぼう」という思考は優先順位の上位に上がりにくいのが現状となってしまうようで、寂しい気持ちだ。
免疫力を上げるために必要なのは「食事、睡眠、運動」の基本の3本柱だ。ということは、自分の治癒力は自分自身の毎日の生活で変えられるということになる。中でも、体内に入れる食べ物をどんな気持ちで、どう食べるのかによって、身体の体力はもちろん、「心の体力」も変わってくるのだ。免疫力は、気力が下がると落ちるので、ストレスにも強い「ポジティブ脳」を作っておきたい。

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最終更新:4/7(火) 20:00
日本食糧新聞

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