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3年前の予言が現実に……ウイルスと人類の闘いを描いたNHKスペシャル「ウイルス“大感染時代”~忍び寄るパンデミック~」を今こそ見てほしい

4/7(火) 12:05配信

ねとらぼ

『これまでのインフルエンザやノロウイルス、そうした感染症とはまったくレベルの違う、死に至る可能性の高い感染症……その爆発的流行が間近に迫っています』

【画像:見てわかる放送された番組の内容】

 全世界で新型コロナウイルスが猛威を振るう現在の状況を、3年前の時点で正確に予測していたと思われるテレビ番組があります。2017年1月14日放送のNHKスペシャル「ウイルス“大感染時代”~忍び寄るパンデミック~」――その内容を、当時の視聴者の感想を交えながらご紹介しましょう。(番組は現在でもNHKオンデマンドで視聴できます)

●政府が緊急事態宣言を発令、街から人が消える

 番組で描かれたのは、強い毒性と感染力を兼ね備えた新型インフルエンザウイルスが感染爆発を起こしている近い将来の世界。日本政府は緊急事態宣言を発令し、街からは人が消え、物流など多くの社会機能が麻痺しています。

 このウイルスは2017年当時に流行していた鳥インフルエンザウイルス(H5型)が変異したものという設定で、最悪の場合は日本人の4人に1人である3200万人が感染し、64万人の死者が出るという試算がされています。

 Twitterでは当時の視聴者から『現実味のある数字』『外出自粛を要請しても街から人が消えることはないと思う』『(パンデミックを描いた小説である)小松左京の「復活の日」そのまんま』などの感想が見られました。

●動物からヒト、さらにヒトからヒトへと感染してしまうシナリオとは?

 本来、鳥インフルエンザウイルスは鳥と鳥との間でしかうつりませんが、これが鳥からヒトへと感染するケースが世界で相次いで報告されていたのが、番組放送当時の現実の状況。さらに、最も恐れるべき事態として「ヒトからヒトへの感染」があると言います。

 鳥インフルエンザウイルスが、種の違いを超えてヒトの間で感染を始めるにはいくつかの壁があり、その一つとして挙げられたのが「温度の壁」。鳥インフルエンザウイルスは鳥の体温に近い42度付近で増殖するため、体温が36度付近であるヒトにはうつりにくいのです。

 しかし、この体温の壁を乗り越える場として注目されているのが、鳥とヒトの中間の体温を持つ動物、豚。39度の体温を持つ豚は、鳥とヒトの両方のウイルスにかかりやすい性質があり、豚が同時に2つのウイルスに感染することで遺伝子が混ざり合い、ヒトからヒトへと感染してしまう強力な新型ウイルスが生まれてしまう可能性が示唆されています。
 新型インフルエンザウイルスに感染した人の体内では、24時間でウイルスがおよそ100万倍に増殖し、症状は一気に深刻化します。感染が特に集中する肺では細胞が死滅し、重篤な肺炎が引き起こされ、呼吸困難に陥ります。さらにウイルスは全身に広がり、肝臓や脳などの細胞も死滅することで多臓器不全に陥り、最終的に死に至ります。

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最終更新:4/8(水) 13:06
ねとらぼ

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