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サムスン電子の1-3月利益、予想上回る-データセンター需要増

4/7(火) 9:25配信

Bloomberg

(ブルームバーグ): 韓国サムスン電子の1-3月(第1四半期)の利益は市場予想を上回った。新型コロナウイルス感染症(COVID19)のパンデミック(世界的大流行)を受け、在宅勤務者の接続を支援するデータセンターからの半導体受注が増加した。

7日発表の暫定集計によると、営業利益は6兆4000億ウォン(約5700億円)と、市場予想の平均6兆1800億ウォンを上回った。売上高は55兆ウォンに増加。今回の発表では純利益や部門別業績の数字は示していない。最終的な決算は月内に発表される。

1-3月業績を最初に発表するテクノロジー企業の一つであるサムスンは、新型コロナが世界の電子機器業界に及ぼす影響について判断する手掛かりとなる。

最も利益率が高い半導体部門では、在宅勤務者のオンライン活動拡大で、データセンターやクラウドサービス向け半導体メモリーの需要が押し上げられている。しかし、消費者が生活必需品に集中する中、携帯端末など電子機器の需要は減少した可能性が高い。

ハナ金融投資のキム・ギョンミン氏は、「新型コロナの感染拡大以降、半導体業界はディフェンシブ株としての主導的地位を維持している」と指摘。「川下産業では、データセンターや法人・教育用PC向けの需要が堅調だ」と分析した。

新型コロナのパンデミックが今年後半も続くという最悪のシナリオとなった場合、サムスンは自社の2020年売上高見通しからの下振れ率が2桁になると予想していると、社内の協議に詳しい複数の関係者が明らかにした。同社は今四半期、工場の操業停止や店舗の休業に直面している。一方、データセンターやクラウドサービス運営業者向けDRAMとフラッシュメモリーの需要は増加し、価格も上昇している。

原題:Samsung Profit Beats After Covid-19 Spurs Server Chip Demand (1)(抜粋)

(c)2020 Bloomberg L.P.

Sohee Kim

最終更新:4/7(火) 11:20
Bloomberg

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