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米議会、以前の党派対立に逆戻り-新型コロナ対策第4弾の審議に支障

4/7(火) 10:35配信

Bloomberg

(ブルームバーグ): 新型コロナウイルス感染拡大対策として、ほぼ全会一致で2兆2000億ドル(約240兆円)規模の景気刺激の法律成立を成し遂げた米議会が、以前のような党派対立に逆戻りしている。今後、第4弾となる経済対策の円滑な審議を妨げることにもなりかねない。

トランプ大統領の署名で第3弾の対策が3月27日に成立して以降、危機的状況は悪化の一途をたどっている。米国の一部の都市では患者が病院に殺到し、経済活動の停止措置を延長する動きがある一方、次の対策を巡ってはほとんどコンセンサスが形成されていない。

トランプ大統領と民主党のシューマー上院院内総務は先週、感染拡大への初期対応の不手際について相互に非難合戦を繰り広げた。また、共和党のマコネル上院院内総務は、民主党主導の大統領弾劾裁判の結果、台頭する脅威から関心をそらすことになったと批判。ペロシ下院議長は、トランプ政権の対応の鈍さで人命が犠牲になったと指摘した。

米国内での新型コロナ感染者数と死者数が増え、政府統計で経済への急速かつ広範囲にわたるパンデミック(世界的大流行)の影響が示される中にあって、党派対立は深まっている。また、先に成立した支援策も、小規模企業が必要とされる文書の提出に手間取るなど、問題を抱えたスタートとなっている。

だがマコネル氏はAP通信とのインタビューで、新型コロナ対策で第4弾の法案が打ち出されるだろうとしつつも、そのタイミングや内容を巡って自身とペロシ議長との間には「多少の見解の相違」があると語った。

原題:Congress Reverts to Feuding, Imperiling New Steps on Economy Aid(抜粋)

(c)2020 Bloomberg L.P.

Billy House

最終更新:4/7(火) 10:35
Bloomberg

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