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復旧の道筋1冊に 防災意識向上へ 宇土市が記録誌配布

4/8(水) 10:53配信

熊本日日新聞

 熊本県宇土市は、熊本地震とその後の大雨による被災状況や復旧・復興への対応をまとめた、市民向けの記録誌「越えていく」(A4判、39ページ)を作製。記憶を継承し、防災意識向上につなげようと全約1万5千戸に配布している。

 同市は地震と大雨で、住家の4割超に当たる約6500世帯が被災。関連死を含め12人が亡くなった。地震で市庁舎も損壊し、現在も仮設庁舎を利用している。

 記録誌では、地震直後から半年間の市内の動向を写真と共に時系列で紹介。被災状況のほか、仮設住宅や災害公営住宅(復興住宅)など復旧・復興の過程をまとめた。区長や消防団長らが当時を振り返り、「日ごろの防災訓練が役立った」など市民目線の教訓や学びも掲載した。

 巻末に災害への備えとして、情報収集方法や非常持ち出し品リストも掲載。市復興支援係は「記録誌を見返すと当時の記憶がよみがえる。各家庭で、いざという時の備えに役立ててほしい」と呼び掛けている。(西國祥太)

最終更新:4/8(水) 10:53
熊本日日新聞

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