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<北海道>自社技術を活用 酒造メーカーが除菌用アルコール

4/8(水) 19:09配信

HTB北海道テレビ放送

HTB北海道テレビ

 札幌市に贈呈されたのは焼酎のビッグマン…ではありません。除菌用のアルコールです。酒造メーカーが自社の技術をいかして北海道に恩返しをしようという試みです。
 「ビッグマン」などの酒を製造・販売する合同酒精の苫小牧工場では、純度の高いアルコールが1日あたり150キロリットル造られます。原料になるのは海外から輸入したアルコールです。これを加熱・蒸留してさまざまな不純物を取り除くことで、純度の高いアルコールが精製されます。このアルコールは消毒液にも使われているのです。合同酒精苫小牧工場の阿部賢治工場長は「もともとはビッグマンを作るアルコールの発酵から蒸留までが基礎になっていて、それを用いて工業用アルコールを造ろうといま一生懸命やっています」と話します。苫小牧工場で精製されたアルコールは、自社の工場に送られて酒の製造に使われますが、そのほとんどは他のメーカーに販売され、薄めるなどして消毒用のアルコールが製造されています。新型コロナウイルスの流行で需要が増えていて、阿部工場長は「昨年に比べてアルコール製剤を造るメーカからの引き合いが多い状況。感覚的には1.5倍にぐらいになっている」と話します。
 合同酒精では、今回初めて自社の工場で除菌用のアルコールを製造し8日、780リットルを「新型コロナウイルスの対策に活用してください」と札幌市に贈りました。合同酒精北海道支社の西内正美支社長は「北海道で育てていただき、本州にだんだん進出していったメーカーです。北海道に対する思い入れは強い。少しでも北海道にお返しができればということで寄贈させていただいた」と話しました。

HTB北海道テレビ

最終更新:4/9(木) 0:14
HTB北海道テレビ放送

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