有効な治療法がない新型コロナウイルス。
感染を防ぐために注目されているのが、体の「免疫力」です。
その力をアップさせるさまざまな方法をご紹介します。
世界中で猛威をふるい、感染源がはっきりしない市中感染も起きている新型コロナウイルス。
国は拡大防止策を講じるとともに、感染予防を呼びかけています。
厚生労働省が、手洗いの徹底などと共に普段からの健康管理として推奨しているのが、免疫力のアップです。
免疫は、細菌やウイルスから体を守る自己防衛システムです。
それを高めるにはどうすれば良いのか、専門の医師に話を聞きました。
【ワイズサイエンスクリニック広尾 日比野佐和子医師】
「生活習慣を規則正しくするというのはまず基本ではあるんですが、(1つは)体温アップ」
「適度な運動をすることで筋力アップをする基礎体温、基礎代謝も上がりますので体温が上がることで免疫力も上がると考えられます」
体の中の熱の大部分は筋肉で作られ、血流に乗って全身を温めています。
このため、運動して筋肉を増やせばその分、体温があがり免疫力アップにつながります。
【ワイズサイエンスクリニック広尾 日比野佐和子医師】
「体温が1℃上がると免疫力が30%上がるというような報告もありますので、基礎体温が低い方はやっぱり運動とかを取り入れることによって、基礎体温を上げるということは重要だと思います」
では、どのようにして筋肉を増やし体温を上げるのか。
スポーツ施設の営業自粛も広がる中、自宅でもできる方法のひとつが「ヨガ」です。
【ルネサンス小倉 土橋彩さん】
「身体の中でも大きな筋群、足だったり、胸、背中。しっかりと温めてあげて鍛えてあげると代謝も上がるし、筋力も上がる」
はじめは足の筋力を高める「イスのポーズ」。
気をつけの姿勢から両手を持ち上げ、その場にしゃがみます。
息を吐きながら、イスに座るようにお尻を後ろにひくのがポイントです。
続いては胸と背中を鍛える「飛行機のポーズ」。
うつぶせの姿勢から息を吸いながら頭を上げ、息を吐きながら両足を持ち上げます。
【ルネサンス小倉 土橋彩さん】
「全身を使ったエネルギーを出すような、手先から足先まで使うポーズを行えば全体が温まりやすくなるかなと思います」
筋力アップと合わせて大切なのが、おなかの中。
腸内環境を整える「腸活」です。
【ワイズサイエンスクリニック広尾 日比野佐和子医師】
「体全身にある免疫細胞の6割以上が、「腸」の中に存在すると言われていまして、腸が体の全身の免疫に直結していると考えられます」
腸内環境を整えるのに最適なのが、善玉菌を増やしてくれる味噌やヨーグルトといった発酵食品。
善玉菌の餌になる食物繊維が豊富なえのきやマイタケなど、キノコ類を合わせて取るのがオススメだということです。
【ワイズサイエンスクリニック広尾 日比野佐和子医師】
「(きのこ類には)ベータグルカンと呼ばれる免疫をアップする成分も含まれているんですが、水溶性の食物繊維をたくさん含んでいるので、善玉菌と食物繊維を多く含むキノコというのは、より相乗効果を得られると」
そしてもう一つ、厚労省が推奨しているのが部屋の湿度を適切に保つことです。
一般的にウイルスは湿度50~60%の環境が苦手だとされています。
【ワイズサイエンスクリニック広尾 日比野佐和子医師】
「こちら見た目がとても可愛いんですが、加湿器です」
冬場は乾燥しがちな部屋の湿度を高める加湿器。
様々な種類がある中でおすすめなのが、持ち運び可能でUSB電源で動く1人用の製品です。
空気が乾いてのどの粘膜にある「せん毛」が乾燥するとウイルスが侵入しやすくなるため、のどを潤すことが感染予防につながります。
【Francfrancアミュプラザ小倉店 小山祐子店長】
「職場で使ったりとか個人の寝室に持って行っていただいたりとか、手軽に使うことが出来るので、1人1台の加湿器がオススメです」
感染の収束が見えない新型コロナウイルス。
こまめな手洗いで体内への侵入を防ぐと共に、免疫力を高めウイルスに負けない体を作ることが大切です。
テレビ西日本
最終更新:4/8(水) 20:15
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