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病院以外の感染者受け入れの在り方は…クルーズ船128名受け入れた岡崎医療センターの20日間

4/8(水) 20:41配信

メ〜テレ(名古屋テレビ)

 クルーズ船「ダイヤモンド・プリンセス号」の新型コロナウイルス感染者を受け入れた愛知県岡崎市の「藤田医科大学岡崎医療センター」。全員が退所するまでの20日間、職員への2次感染はありませんでした。
 


 開院前にどうやって2次感染を防ぎながら、感染者の対応にあたったのでしょうか。

 担当看護師が、20日間に渡る奮闘を語りました。

開院前にダイヤモンド・プリンセス号の感染者128人受け入れ

 2月19日。横浜港に停泊していたクルーズ船「ダイヤモンド・プリンセス号」の乗客・乗員が、開院前の藤田医科大学・岡崎医療センターに到着しました。
 
 全員が退所した3月9日までの20日間で、症状が無い感染者ら128人を受け入れました。

 実際に新型コロナウイルスの感染者を受け入れるにあたって、最も大切にしようとしたのはどんなところだったのでしょうか。

「医療従事者がウイルスを受け取って、市中感染させるという事態が一番危惧される」(藤田医科大学 岡崎医療センター 守瀬善一病院長)

 これは、当時の施設内の写真です。

 受け入れを待つスペースの床には一面ブルーシートが敷かれ、間隔をあけて椅子が並べられています。

 徹底された感染防止策。これにより、2次感染したスタッフは1人もいませんでした。

「ゾーニング(区画管理)」を徹底

 具体的にどのような対策がとられたのでしょうか。当時、感染者の対応にあたっていた、看護師の志摩千草さんに聞くと…

「『清潔エリア』『不潔エリア』という形で、ゾーニング(区域管理)がしっかりされていた」(看護師 志摩千草さん)

 スタッフが徹底した「ゾーニング」という感染防止策。

 実際の現場の写真です。
 
 赤い線の手前側が「清潔ゾーン」。

 奥側が「不潔ゾーン」です。

 「不潔ゾーン」は、症状のない陽性の人と、接触するスタッフ約20人しか立ち入れません。さらに…

「予防具を着て、清潔な状況で全部着たあとに、滞在者がいる不潔ゾーンに行く」(志摩千草さん)

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最終更新:4/8(水) 20:41
メ〜テレ(名古屋テレビ)

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