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「ガーゼを洗って再利用」在宅ケアに危機感 行政の手届かず

4/8(水) 17:45配信

テレビ静岡NEWS

テレビ静岡

消毒液など衛生用品が各地で品薄となっていて、自宅での医療的ケアが欠かせない患者の家族は危機感を募らせています。

渡辺裕之さん「水とか異物砂が入らないように、このままだと入るので、気管切開部分に入らないようにガーゼを首に巻きつけています」

静岡市清水区に住む渡辺裕之さん。

22歳の息子隼さんは生まれつき筋ジストロフィーを患っていて、呼吸を補助するために気管を切開しています。

ガーゼは1日数枚、痰を吸引するチューブを除菌するためエタノール消毒液は約1ヵ月で500ミリリットルが必要ですが…。

渡辺さん 「コロナウイルスが始まってからは、ガーゼとエタノールが突然店頭から消え、入荷も未定ということで、とりあえず手に入らず非常に困っているというのが現状」

県は3月から自宅で医療的なケアが必要な患者に対して消毒液の配布を進めていますが、これまで未就学児と18歳以上の患者は原則として対象外でした。

国の指針に含まれていなかったこと、さらには患者数の把握が難しいとされてきたことが大きな要因です。

渡辺裕之さん 「難しい実態把握に時間がかかると、なかなかやっていただけないので、その辺は忸怩たるものはある」

渡辺さんはいま、衛生面から使い捨てにしていたガーゼを洗って再利用してしのいでいます。

テレビ静岡

最終更新:4/8(水) 17:45
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