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牛乳消費拡大へ協力、コロナで需要減少 御殿場のラジオ局、聴取者に無料配布

4/8(水) 14:00配信

@S[アットエス] by 静岡新聞SBS

 御殿場市と小山町を放送エリアとするラジオ局「エフエム御殿場」が新型コロナウイルス感染拡大の影響で減少している牛乳の消費拡大支援に乗り出した。つながりのある北海道浦幌(うらほろ)町で搾乳、製造された製品を購入し、希望するリスナーに配布している。

 同町は北海道の南東部に位置し、北海道全体の約1%に当たる年約3万6千トンの牛乳を出荷している。同町や同町農業協同組合によると、全国の学校休校により給食用の牛乳の製造が縮小している。乳牛の健康を保つためには毎日搾乳する必要があり、需要減のため飲用にできない牛乳は加工品用に使われている。

 過去には消費量が安定せず牛乳を破棄したことがある。現在、消費拡大のため職員が地元産の牛乳を購入したり町ホームページで牛乳や乳製品の購入を呼び掛けたりしている。

 エフエム御殿場は社員の江ノ上茜さん(23)が同町出身。かつて同町から修学旅行で訪れた中学生のスタジオ見学を受け入れた。農協の理事を務める江ノ上さんの父親を通じて厳しい消費環境を知り、「以前から交流があるので何かお手伝いしたい」(岩田雅史局長)と1リットルの牛乳100本を仕入れた。

 放送している番組で同町の酪農業を取り巻く状況を伝え、牛乳を飲むよう呼び掛けている。岩田局長は「縁のある浦幌町が元気になれば」と話している。

 同市川島田のショッピングセンター「エピ・スクエア」2階の事務所で無料配布している。先着順。

静岡新聞社

最終更新:4/8(水) 14:00
@S[アットエス] by 静岡新聞SBS

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