50年前の1970年4月8日、大阪市北区の地下鉄工事現場で、ガス爆発が発生し、79人が死亡した。
午後5時45分ごろ、天神橋六丁目交差点付近の地下鉄谷町線の延伸工事現場で、大規模な爆発が発生。一面に敷き詰められていた1枚400キロのコンクリート製の板が簡単に吹き飛ぶほどの爆風が街を襲い、小学生を含む79人が死亡、約400人が重軽傷を負った。
大阪市交通局の職員だった矢萩光孝さん(80)は、当時、工事現場の主任監督員を務めていた。
矢萩さんは「ひとつは万博がありましたね」と話す。
事故が起きた1970年は、大阪万博が開かれた年。大阪市内では地下鉄の整備が一気に進み、万博後の完成を目指して谷町線も延伸工事が進んでいた。
矢萩さんは「(万博)期間中は道路を掘り返す作業が、全部制限されていますから」「目標のためにある程度は急いでやったということはある」。
矢萩さんは、当時、原因となったガス管の経年劣化について、気づくことができなかったと話す。
事故から15年後の1985年、矢萩さんらは監督責任を問われ、執行猶予付きの有罪判決を受けた。
毎年、発生日に欠かさず現場を訪れてきた矢萩さんは、今年も慰霊碑の前で手を合わせた。
最終更新:4/9(木) 0:21
読売テレビ



















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