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コロナに負けない 老舗料理店が新たな挑戦 (鹿児島県)

4/8(水) 20:21配信

KYT鹿児島読売テレビ

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 鹿児島市の天文館で60年以上続く老舗の郷土料理店も、新型コロナの影響で苦境に立たされている。そんな中、お客さんや従業員、仕入れ先を守ろうと店は弁当の販売に踏み切ることにした。その思いとは。
 鹿児島市の天文館に店を構える「さつま路」。鹿児島の郷土料理の草分けとして昭和34年に創業以来、61年間、県民や観光客に愛されていた。
 しかし新型コロナウィルスの影響で2月以降予約のキャンセルが相次いでいる。内薗 洋一代表取締役は「売り上げは3月が90%ダウン、今月が多分このままいけば95%ダウン」と話す。
 冷蔵庫にある食材は普段の2,3割ほど。仕入れを最小限にせざるを得ない。調理長が見せてくれたのは今月のシフト表。臨時休業の赤丸が並ぶ。アルバイト従業員の出勤は月5日に減ってしまった。先の見えない苦しい状況。何か出来ることはないか。話し合いを続けるなかである案が持ち上がった。採算を度外視したテイクアウトの弁当の販売。創業以来初めての試みだ。
 61年作り続けた自慢の郷土料理は勿論、子どもたちにも喜んでもらおうと鶏のから揚げや普段はやらないスパゲッティも作る。従業員の収入を守り、継続して食材を仕入れることで取引先を支えたい。その一心だった。
 弁当は今月25日以降鹿児島市内のこども食堂に無償で提供するほか、店頭でも予約制で週3日ほど販売する予定だ。
 日替わり弁当が500円、子ども向けは200円で、母子家庭や父子家庭は子どもの分を無料にするという。

最終更新:4/8(水) 21:04
KYT鹿児島読売テレビ

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