緊急事態宣言から一夜明けた8日、神戸市中央区の繁華街・三宮や元町にある百貨店、大型商業施設も、多くが臨時休業に入った。
【表でみる】緊急事態宣言を受けた官民の対応
三宮駅前の百貨店「神戸阪急」は、地下の食料品売り場のみの営業に。客足はまばらで、いつものにぎわいは影を潜めた。また三宮の商店街「神戸三宮センター街」でも、シャッターを下ろしたままの店舗が目立ち、人の往来は普段の営業日より格段に減っていた。
一方で、通常通り営業している施設もある。「閉めるべきだとは思っているが、閉められない状況にある」。そう苦しい胸中を明かすのは、元町商店街にあるミニシアター「元町映画館」支配人の林未来さん(45)。同館は施設の収入が従業員の給料に直結しているといい、閉館は大きな痛手となるためだ。
兵庫県が7日にまとめた対処方針では、個別の業種に対する休業要請は見送られた。ただ映画館は特措法に例示された「興行場」の一つとして、今後の感染動向次第では、真っ先に休業要請の対象になる可能性がある。
緊急事態宣言を受けて、同館も9日から営業時間を短縮し、夕方以降の一部上映の中止を決めたが、全面閉館には踏み切れないという。林さんは「臨時閉館した場合、本当に再開できるのか不安。補償とセットになっていなければ決断できない」と話す。
最終更新:4/9(木) 0:40
産経新聞































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