2月に発売された『揉まれて、ゆるんで、癒されて』(朝日文庫)の著者でコラムニストのジェーン・スーさん。何かともやもやしてしまうミレニアル世代へ「今の時代にロールモデルはいない。好きなようにしかできないのだから好きにやれ」と力強いメッセージをくださいます。でも、そんな清々しい考えのスーさんこそ、私たちのロールモデルで……と泣きついてみました。スーさんのご返答は?
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――結婚や出産をするかどうかや、どんな風に働くか。「この人のようにすればいい」というお手本になる女性像は現代にはないとスーさんはおっしゃっています。ただ、私にはそうしたスーさんのような自立した考えを持つ女性こそがミレニアル世代の“ロールモデル”だと思えてなりません。
ジェーン・スー(以下、スー): 私がロールモデルでいいのか?という感じですが(笑)。
初めての著書『私たちがプロポーズされないのには、101の理由があってだな』(ポプラ社)が出てから7年ほどになりますが、あの頃「スーさんがロールモデルです」と言ってくれた人に数年後「あの本を読んで結婚できました!」なんて言われて、「全然ロールモデルじゃないじゃん」って(笑)。
誰かの人生のある一瞬一点、その人と交わることができたことは光栄なことですが、放っておいたって、みんなどんどんその「ロールモデル」とは違う道を歩んでいくようになるんですよ。
――結婚や出産などの環境の違いはあれど、自分の考えを持ち、それを言葉にできて、さらにそれらが多くの人の心を動かし、支え合える友達がいて、ユーモアがあって……。みんなそんな風になりたいと思うのです。
スー: 思い当たるとすれば、仕事にしても、人付き合いにしても、全力投球していこうとは考えています。
24歳の時に母が他界していて、その時できる看病は全部やったつもりでした。それでも、22年経った今も、「わーーー!」って、「あの時、なんでもっと優しくしてあげられなかったんだろう!」と、何かの折に思い出して震え上がることがあるんです。
あんなに全力を尽くしてもこうなる。それならば他のことも「できることは全部やった」状態にしておかないと、人生後半「わーーー!」って言い続けるばかりになるのではないかと思うようになりました。
最終更新:4/8(水) 17:54
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