子どもが生まれたので教育資金準備として学資保険を検討しています。毎月積立タイプだと返戻率が低くなるため、担当者から学資保険の全期前納プランと子ども名義の一時払い外貨建て終身保険を提案されています。気をつけるべきことはありますか?
教育資金準備を行うために大切なポイントは、必要な時期に確実に準備できる「安全性」です。ご相談者さまは、お子さまの教育資金準備の手段として、学資保険の全期前納プランと一時払い外貨建て終身保険を提案されています。
どちらも貯蓄性があるので将来の教育資金準備に有効です。しかし、注意点もあります。今回は、教育資金を保険で準備するメリットと注意点についてお伝えします。
学資保険は貯蓄性に加えて「保障機能」により、契約者が死亡・高度障害などの所定の状態になった場合に以降の保険料の支払いが免除されます。そのため、進学資金の確実な準備に向いています(保険料免除特約・特則が付加されている場合)。
貯蓄性については、保険料の支払い方法を月払いではなく、半年払いや年払いなどで支払い回数を少なくすることで支払総額を抑えられ、返戻率が高くなります。
ご相談者さまが提案された全期前納は、すべての期間の保険料を前払いする払い方です。仮に保険料免除特約(特則)付き学資保険を全期前納した場合、前納期間は毎年、生命保険料控除の対象となります。また、契約者が死亡すると以降の保険料は免除され、加えて未経過分の保険料が戻ります。
全期前納に似た払い方として「一時払い」があります。これは全期間の保険料を一括で支払う点で同じですが、生命保険料控除が保険料を支払った年のみ適用される点や契約者死亡時の保険料免除特約(特則)が付加できない点で異なり、保険料の支払総額は一時払いの方が一般的に安くなります。
もしご相談者さまが提案されたような全期前納プランの貯蓄性を高めたいなら、「保険料免除特約(特則)なし」とする方法もあります(保険会社によって取り扱いが異なる場合があります)。注意点は、短期間で解約をすると解約返戻金が支払総額を下回るケースが多いことです。
最終更新:4/8(水) 19:17
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