岡山市立中学校の一部で8日、1カ月以上途絶えていた給食が再開した。生徒たちはこれまで談笑しながら昼食時間を楽しんでいたが、新型コロナウイルスの感染拡大を防ぐため、会話を自粛しての静かな給食風景が各校で見られた。
グループ分け隔日通学「分散登校」
この日再開したのは、中学校38校のうち12校。授業は午前中のみで給食を食べて下校する。中山中(北区辛川市場)では従来6人ほどのグループで向かい合わせで食事していたが、机を動かさず全員が前を向くように指導。会話を慎むようにとも呼び掛けた。
メニューはラーメンなどで、3年E組でも生徒は自席で下を向いて黙々と食事した。教室にはカチャカチャと箸と食器の音だけが響いた。
市教委によると、近年は多くの小中学校で給食時は向かい合わせで座り、談笑しながら食事する。同中3年男子は「こんなに静かな給食は記憶にない。これからもこんな状態が続くのかと思うとさみしい」とこぼした。
岡山市立学校は、新型コロナウイルスの感染拡大に伴う臨時休校から春休みを経て、7日に再開。同市教委は再開に当たり「給食は全員が同じ方向を向いて食べる」といった感染予防策の実施を各校に求めている。
最終更新:4/8(水) 18:10
山陽新聞デジタル



















