「第80回桜花賞」(G1・12日・阪神・芝1600メートル)の追い切りが8日、東西のトレセンで行われた。美浦坂路ではシンザン記念勝ちのサンクテュエールが、抜群の加速力で1馬身先着。連覇がかかる藤沢和師も自信の表情だ。
朝一番の美浦坂路。きれいに整地された他に蹄跡のない馬場をサンクテュエールが、一直線に駆け上がった。僚馬ヴァンランディ(4歳2勝クラス)の先導を受け3馬身ほど後方から追走、ラスト1Fは相手の内に進路を取ると馬なりのままグンと加速し、そのまま4F54秒4ー39秒4ー12秒5の時計で、相手を1馬身ほど突き放した。坂路の後は、南Aコースを半周。研ぎ澄まされた馬体から力強いキャンターを繰り出した。
藤沢和師は「時計は速くなかったが、動きは良かった。先週馬場(W)でやってますし、輸送もあるからこれで十分。気のいい馬で、休み明けですが順調にきています」と3カ月ぶりの実戦に送り出す態勢は整ったとジャッジする。
前走のシンザン記念は、直線で牡馬とびっしり馬体を併せ、競り負かす勝負根性を発揮。過去3戦は新潟、東京、京都と異なる競馬場を走り結果を出すなど、強いハートの持ち主だ。
同師も「2戦目は相手が強くて残念な結果だったが、前走は牡馬相手に良い内容だった。この時期の牝馬にしてはチャカチャカするところがなく、落ち着いているから輸送も大丈夫」と精神面の頼もしさを評価する。
同厩舎は昨年のグランアレグリアに続く連覇をかけた一戦。桜花賞3勝目がかかる藤沢和師は「昨年とはタイプが違うんですけど、素晴らしい馬ですこぶる元気よく順調なので、期待しています」ときっぱり。シンザン記念から桜花賞直行と言えば、2年前の勝ち馬アーモンドアイと同じ。偉大な牝馬の足跡を追いかける。
最終更新:4/8(水) 20:45
中日スポーツ






























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