「第80回桜花賞」(G1・12日・阪神・芝1600メートル)の追い切りが8日、東西のトレセンで行われた。栗東坂路で2歳女王レシステンシアが自己新となる4F49秒5の一番時計をマーク。またがった武豊もポテンシャルの高さに目を丸くした。
この馬なら、また一つ記録を塗り替えられる。天才・武豊が、女王の名にふさわしい絶対的なスピード能力にほれ込んだ。レシステンシアが栗東坂路を駆け上がった時にはじき出した数字は4F49秒5。この日、2番目に速い時計がランドネ(5歳オープン)の50秒8だから、いかに突出した一番時計だったかが分かる。もちろん自己ベストも大きく更新。50秒を切る圧倒的な時計に、またがった武豊も感嘆の声を上げた。
「軽く伸ばした程度で、あれだけのタイムが出るのだから、改めてポテンシャルの高さを感じました。ますますレースが楽しみになりましたね」と、スペシャルな追い切りを終えて、期待で胸を躍らせた。
追い切りには先週も騎乗しており、「非常に力強かった」と好感触をつかんでいたが、今週はさらに絶好のアクション。鞍上の手綱が動くことはなく、ほぼ馬なりだったが、グンと体を沈めて、3F36秒2、2F23秒8、1F12秒1と上質のタイムを並べた。
レースに騎乗するのは新馬戦を勝って以来。「走る馬だなと思いましたね」と武豊はデビュー時から素質の高さを見抜いていた。その後、ファンタジーS、阪神JFと連勝。チューリップ賞ではスローで逃げて3着に敗れたが、「阪神JFのレースが圧勝だった。そこは事実としてある」とハイペースで飛ばした2走前の再現を狙っている。
今回勝てば、51歳0カ月29日での勝利となり、安藤勝己元騎手が持つ最年長優勝記録(51歳0カ月14日)を更新する。「名誉なこと。こういう強い馬とコンビを組んで出られる。チャンスをものにしたいね」と桜花賞6回目の勝利を見据えた武豊。見る者をうならせる手綱さばきで、ファンを魅了してみせる。
最終更新:4/8(水) 21:02
中日スポーツ






























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