「第80回桜花賞」(G1・12日・阪神・芝1600メートル)の追い切りが8日、東西のトレセンで行われた。栗東CWでは阪神JF6着以来となるリアアメリアが意欲の3頭併せで反撃態勢を整えた。
受けて立つ。そんな立場ではもうない。あくまで立ち位置は挑戦者。多くの支持を集めた阪神JFで6着に敗れてから約4カ月。冬場を充電期間に充て、ダイレクトに桜へと歩みを進めたリアアメリアが、この日も攻めの姿勢を貫いた。栗東CWでの3頭併せ。先行する僚馬をターゲットに弾むようなフットワークを繰り出す。そしてしびれるような手応えのまま直線に向くと、内から静かに脚を伸ばして、併せたリーガルマナー(3歳1勝クラス)と同入。しっかりと我慢の利いた内容で、最終追い切り(6F81秒0―37秒2―11秒7)を終えた。
「順調にここまで来ているので、何より普通に走ってくれれば。普通に走る気持ちになってくれるかが、唯一の課題です」。感触を確かめた川田は、パートナーの今をこう伝えた。新馬を圧勝。2戦目のアルテミスSでは、シンザン記念を勝つことになるサンクテュエールを寄せ付けなかった。阪神JFは不本意な形となったが、能力の高さは疑いようがない。
前回はゲートが開くと、気持ちが途切れてしまった、という。そのことを踏まえ、丹念にゲート練習も繰り返してきた。「いろいろなことに対応できるような調教、調整をしてきました。やりたいことはやれたと思います。まずは、ゲートを五分に。我慢することも覚えてきましたからね。カイバの食いもいいですし、本来の姿に戻ってきました」。桜花賞仕様に作り込み、戦う準備は整った、と片山助手は話す。鍛錬を重ねて反撃の舞台へ。桜舞う仁川で信じた末脚を放つ。
最終更新:4/8(水) 21:16
中日スポーツ






























読み込み中…