学生の頃のアルバイトと違い、たくさんもらえると思っていた社会人の給料。いざ貰ってみるととても少ない。給与明細を見ると、厚生年金の保険料がかなり天引きされている……。「貰えるか分からない年金のためにこんなに払うのか」こう感じた方は結構いらっしゃると思います。
でも年金は老後のためだけじゃないのです。別の用途で年金に助けられるかもしれません。
そこで「年収400万円の会社員」をモデルに、どんな時に年金によって助けられるのか、シミュレーションしていきましょう。
【モデルケース】
会社員(男性、30歳)
年収400万円(内ボーナス40万円)
標準報酬月額:30万円
標準賞与額:20万円×2
厚生年金保険料:36.3万円/年額
家族:妻(30歳、専業主婦)、長男(2歳)、長女(0歳)
「年金が減る! 貰えない!」とよく言われるのが、1つ目の老齢給付です。
確かに少子高齢化に伴い、支給開始年齢の引き上げや支給金額の減額が今後予想されます。
しかしながら、年金の保険料を払うのは損だ、という判断をするには早計です。年金には障害給付・遺族給付という機能もあるのです。
障害基礎年金と障害厚生年金は、会社員で厚生年金保険料を支払っていれば、支給要件に差はあるものの、どちらも受け取る対象になります。
障害給付はいくらもらえるのか、実際にシミュレーションしてみましょう。
先ほどの男性の体に、障害等級2級の障害が残ってしまったら、いくら障害給付が受給できるのか試算してみましょう。
シミュレーション期間は30歳男性の平均余命が51.88年なので、世帯主が81歳までです(出典:厚生労働省平成30年簡易生命表の概況)。
画像のようなグラフができ上がりました。
子どもが高校を卒業するまでの間は、障害基礎年金に子の加算がされるため、少し段差がついていますね。
合計7,000万円弱が支給される計算になりました。
若い頃から受給となった場合、長期間受給することになるので、若い頃から保険料をしっかり納めていると安定した保障が受けられそうですね。
また、長期間保険料を納めることで障害厚生年金の金額が増え、さらに保障が手厚くなりますので、長く保険料を納めたから損をするという訳でもないでしょう。
最終更新:4/8(水) 20:45
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