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予備費10億円を経済支援に 玉城デニー県知事が表明「出血止める緊急措置」

4/8(水) 12:25配信

沖縄タイムス

 玉城デニー知事は8日、県庁で記者会見し、新型コロナウイルス感染症で県経済に大きな影響が出ていることから、緊急の支援策を発表した。本年度補正予算で成立した予備費10億円を活用し、国の雇用調整助成金に企業負担分を上乗せすることで、中小企業の自己負担が生じないよう調整するほか、ソフト交付金事業を見直し、新型コロナウイルス感染症の緊急対応に充てるために内閣府と調整する意向を示した。

 雇用調整助成金の円滑な手続きのための業務支援、中小企業の固定費を含め事業継続に必要な支援、県産品や農林水産物の消費拡大キャンペーンも展開する。

 既存制度による県税や県営住宅の入居料の徴収を猶予する方針も示した。感染収束後の反転攻勢に向けた対策として、県民に対する県産品の消費呼び掛けや県内旅行や宿泊商品に関するクーポン発行などを実施する。

 国の緊急経済対策に対応するほか、県独自の支援策を迅速に切れ目なく実行するために、第2弾、第3弾の補正予算の編成にも早急に着手する考えを示した。

 玉城知事は観光産業を中心に経済が落ち込み、未曽有の危機が生じているとの認識を強調。「県民を守るために、出血を止める緊急措置、そして展望を開くための中長期的な対策に全力で取り組む」と決意を示した。

最終更新:4/8(水) 12:25
沖縄タイムス

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