白山麓の活性化に取り組む山立会(白山市)が6月から、同市木滑地区の耕作放棄地でヒツジの放牧を開始し、羊肉の生産を本格化させる。県立大とともに試験的に生産に取り組んできた地域協議会から事業を引き継ぎ、準備を進めてきた。ネット上の不特定多数から支援を募る「クラウドファンディング」を通じ、放牧に必要な資材などの費用を集めるとともに、活動への関心を高めたい考えだ。
木滑地区では2015年から、県立大と地元住民による「白山麓羊推進協議会」が連携して羊肉の生産に取り組んできた。協議会の会員が高齢になったことなどを受け、地元特産品「木滑なめこ」を栽培する山立会が事業を継承することになった。
山立会によると、協議会から引き継いだ10頭は現在、県立大の畜舎に移されており、今年は飼育技術の習得や資金調達に力を入れる。5月には子羊9頭が産まれる予定で、6月から同地区で一部の放牧を始めるという。来年には新しい畜舎を建て、雌の成羊44頭と子羊66頭を飼育する体制を整える。
クラウドファンディングは、専用サイト「レディーフォー」で6日から募集を始めた。5月15日までに80万円を目標に支援を募り、放牧環境を整えるためのネットフェンスや電気柵を購入する資金などとして活用する。
支援額に応じて、木滑なめこの盛り合わせやクーポン、ヒツジへの餌やり体験などを返礼品として贈る。
有本勲代表は「羊肉が白山麓の特産となり、この地域に興味を持ってもらえるようビジネスとして成功させたい」と意気込んだ。
北國新聞社
最終更新:4/8(水) 1:32
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