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5月の臨時列車運休へ 北陸新幹線 JR東社長「可能性高い」

4/8(水) 1:16配信

北國新聞社

 JR東日本の深沢祐二社長は7日、都内の本社で記者会見し、新型コロナウイルスの感染拡大を受け、5月の北陸新幹線の臨時列車について「運休する可能性が高い」と述べ、全線運休になるとの見通しを示した。JR西日本は同日、北國新聞社の取材に「運休を検討しているのは間違いない」とした。利用客が激減しているのが要因で、需要回復は難しいと判断した。

 JR東日本によると、北陸新幹線の3月の利用実績(大宮-高崎間)は前年同月比53%減となり、大型連休(4月24~5月6日)期間中の予約は86%減と大きく落ち込んだ。

 北陸新幹線などJR東日本が運行する新幹線の直近の利用者は、3月30日~4月3日の平日が前年同期比62%減、4、5日の土日が83%減だった。

 深沢社長は5月に運行予定の新幹線、在来線特急、快速の臨時列車の指定席発売を既に見合わせていることに触れ「もう少し予約の状況を見たいが、今の状況なら、運休する可能性の方が高い」と語った。

 JR東によると、5月に運行する予定だった北陸新幹線の臨時列車は303本。定期列車は3658本になるという。大型連休中の臨時列車は190本で、多い日で1日26本運行する計画だった。定期列車は1065本を走らせる。

 北陸新幹線は昨年10月の台風19号で車両が浸水し、本数を減らして運行していたが、3月14日に定期ダイヤが全面復旧した。JRは臨時列車を含めて100%に戻す方針を示していたが、新型コロナウイルスの影響で計画が大きく狂った。

北國新聞社

最終更新:4/8(水) 1:27
北國新聞社

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