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モルガンSやクレディS、瑞幸咖啡創業者にマージンローン-関係者

4/8(水) 17:08配信

Bloomberg

(ブルームバーグ): 不正会計スキャンダルの渦中にある中国のカフェチェーン、瑞幸咖啡(ラッキンコーヒー)を創業した陸正耀会長への一連のマージンローンの提供にモルガン・スタンレーやクレディ・スイス・グループ、海通国際証券集団が参加していた。事情に詳しい関係者が述べた。問題発覚で瑞幸咖啡の株価が急落し、陸氏が債務不履行に陥る前の融資だったという。

非公開情報だとして関係者が匿名を条件に語ったところによれば、3社は3回の資金調達で陸氏への証券担保ローンを実行した債権団に加わっていた。海通国際は1億4000万ドル(約152億円)、モルガン・スタンレーとクレディ・スイスはそれぞれ約1億ドルを貸したとしている。

バークレイズとゴールドマン・サックス・グループ、 中国国際金融(CICC)も少なめだが資金を提供していたと関係者は説明。融資の一部は債務不履行の前に返済されていたとも話した。

ゴールドマンは6日、陸氏のファミリートラストが経営権を握る事業体が証拠金債務5億1800万ドルの返済を怠り、貸し手側が瑞幸咖啡株7640万株を差し押さえたとコメントしていた。

関係者によると、バークレイズとゴールドマンのマージンローンはそれぞれ約7000万ドル。海通国際はブルームバーグ・ニュースからの電子メールでの問い合わせに返答しなかった。同社以外の金融機関はコメントを控えた。

米スターバックスにとって中国市場で最大のライバルだった瑞幸咖啡は先週以降、時価総額55億ドルを失った。同社は最高執行責任者(COO)と一部社員が架空の売上高を計上していた可能性があると公表、中国有数の急成長企業とされていた同社への信頼が失墜した。

原題:Morgan Stanley, Credit Suisse Among Lenders to Luckin Boss (2)

(c)2020 Bloomberg L.P.

Cathy Chan

最終更新:4/8(水) 17:08
Bloomberg

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