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メジャー制覇に近づいた2015、16年 松山英樹、プロ転向後のオーガスタでの戦い【プレーバック・マスターズ】

4/9(木) 17:22配信

ゴルフ情報ALBA.Net

春の訪れを告げるゴルフの祭典「マスターズ」。世界中のゴルフファンが待ち望んでいたゴルフ界最大のイベントは新型コロナウイルス感染拡大の影響で11月に延期となった。一面に広がる緑のじゅうたんと咲き誇るアザレアの鮮やかな赤。あの風景を見ることができないのは寂しい限りだ。そこで、これまでのマスターズの名場面を紹介。今回はプロ転向後の松山英樹の活躍を振り返る。

松山英樹のスイング作りの基本 4番アイアンのスイング動画

■2014年
アマチュア時代に2度オーガスタ・ナショナルGCの芝を踏み、ともに予選通過。2011年大会では27位タイという成績でローアマチュアにも輝いた松山は、13年にプロ転向を果たした。するといきなり国内賞金王に輝くなど、その実力をいかんなく発揮。そして14年、賞金王の肩書をもって3度目のマスターズに挑んだ。

しかし、2年ぶりのオーガスタは、松山を歓迎することはなかった。初日は8番パー5で4パットするなど歯車がかみ合わず。全選手中で最下位タイとなる通算39パットとグリーンに苦しめられ「80」という結果に終わった。8オーバーの90位タイと、苦しい立ち上がり。ラウンド後は「うーん…、わからないです」と呆然とするほかなかった。2日目は「71」と持ち直したが、初日のつまずきの影響は大きく、トータル7オーバー・68位タイで初の予選落ちを喫した。

【2014年マスターズ】
1R:80、90位タイ
2R:71、68位タイ
トータル7オーバーで予選落ち

■2015年
前年の「ザ・メモリアルトーナメント」で日本人史上4人目のPGAツアーチャンピオンとなって迎えた2015年大会。その注目度も前回の比ではなかった。

安定したプレーでアンダーを積み重ねて10位タイで迎えた最終日には「66」をマークして一気にジャンプアップ。自身最高位となる5位に食い込んで日本勢初の海外メジャー制覇に現実味を持たせる一戦となった。

【2015年マスターズ】
1R:71、18位タイ
2R:70、12位タイ
3R:70、10位タイ
FR:66、5位
トータル11アンダー、5位

■2016年
2016年大会は順位こそ前年を下回る7位だったが松山英樹が最もグリーンジャケットに近づいた一戦だった。最終日を迎えた時点で首位とは2打差3位。歴史が変わる瞬間を誰もが待ち望む日曜日となった。

しかし、最終日は前半4番でボギーを叩くと、5番でもボギー。さらに6番のパー3ではダブルボギーを叩いて優勝戦線から脱落した。後半巻き返したものの前半のロスが最後まで響き7位タイに終わった。

【2016年マスターズ】
1R:71、13位タイ
2R:72、5位タイ
3R:72、3位タイ
FR:73、7位タイ
トータルイーブンパー、7位タイ

■2017年
6度目の出場となったこの年は、シーズン2勝を挙げてのオーガスタ入りとなった。しかしマスターズ前の数戦でやや調子を落としていたこともあり、初日は「76」の54位タイと大きく波に乗ることはできなかった。ただそれを引きずることはなく、2日目には「70」とスコアを戻し、16位タイで予選を通過した。

「まだ(トップとは)6打あるので、それがなくなるように」と意気込んだ3日目だが、「74」と今大会2度目のオーバーパーを叩き28位タイに失速。それでもここで意地を見せるのが日本のエースだ。最終日に、その日のベストスコアとなる7バーディ・2ボギーの5アンダー「67」をマーク。3年連続でのトップ10入りこそ逃したものの、11位タイで大会を終えた。

【2017年マスターズ】
1R:76、54位タイ
2R:70、16位タイ
3R:74、28位タイ
FR:67、11位タイ
トータル1アンダー、11位タイ

■2018年
7度目の挑戦は、苦しいスタートとなった。初日はなかなかバーディがこない展開。18番パー4で、ようやく3メートルを沈めバーディを奪い、「(18番で)やっと開幕しました」という言葉がでるほどだった。1オーバー・29位タイで迎えた2日目は1つ伸ばして18位タイへ浮上。イーブンパーと振り出しに戻し、決勝ラウンドへ入った。

迎えたムービングデーは「72」と動きのない一日になったが、最終日に「69」をマークし、トータル3アンダーの19位に順位を上げた。大会前には「期待はゼロ」と話すなど、決して本調子ではなかったが、「4日間できるのは想像していなかった」というなかでの戦いが終わった。

【2018年マスターズ】
1R:73、29位タイ
2R:71、18位タイ
3R:72、21位タイ
FR:69、19位
トータル3アンダー、19位

■2019年
6年連続8度目の舞台は、自身も通った東北福祉大の後輩・金谷拓実も出場。開幕前から練習ラウンドをともにし、「年を取ったんだな(笑)」など笑顔も見せた。だが、初日は「75」で63位タイスタートと苦しい一日に。思わず「パーが獲れないんじゃないか」と弱気も顔を出すラウンドとなった。

2日目は「70」とし、まずは最低限のノルマともいえる予選を通過。すると3日目に「68」を出し、25位タイまで順位を上げていった。しかし最終日は「72」とスコアを伸ばせず、32位タイという結果でタイガー・ウッズ(米国)の復活優勝に沸いたオーガスタを後にした。

【2019年マスターズ】
1R:75、63位タイ
2R:70、46位タイ
3R:68、25位タイ
FR:72、32位タイ
トータル3アンダー、32位タイ

(撮影:GettyImages)<ゴルフ情報ALBA.Net>

最終更新:4/9(木) 17:22
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