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ラインベックなど、今週の主要調教馬場の時計/栗東トレセンニュース

4/9(木) 13:46配信

netkeiba.com

 今週の栗東は晴れの天気が続き、空気がちょっと乾燥しているくらい。気温に関しては、朝がこの時季にしてはやや寒いが、9時を過ぎると急激に気温が上昇する感じで、昼間になれば、この時季らしい暖かさになっている。

 坂路馬場は4月9日からウッドチップの取り替え工事。木曜日から月曜日の作業で、これを3週繰り返される。その中で追い切りが行われていくことにもなるので、来週以降は取り替え作業がどこまで進んで、追い切りにどんな影響があるのか、当ニュースでお伝えしていくようにする。

【坂路/4F51.9秒】
 4月8日。一番時計は桜花賞(4月12日・阪神芝1600m)の出走を予定しているレシステンシア(栗東・松下武士厩舎)の4F49.5秒。武豊騎手が跨っての単走だったが、ゴール前はほぼ一杯という脚色。それでも4F目12.1秒というラップはさすがの脚力だろう。ただ、4F50秒台が2頭、4F51秒前半が19頭もいたことを思えば、走りやすい馬場だったかも知れない。

 4月9日。一番時計はスマートマウアー(栗東・大久保龍志厩舎)の4F50.4秒。追い切り頭数を考えれば、全体的な時計の出方も前日とほぼ変わりなく、走りやすい状態だったと思われる。

 先週は雨の影響が残っていたので、馬場差は『+0.3秒』。その雨も下地として残っているくらいで、表面は乾いて走りやすいのが今週。よって、馬場差は8日、9日とも『-0.1秒』で記録している。

【CW/5F66.0秒】
 4月8日。一時期は基準に近い時計の出方だったが、このところはかなり速い時計が目立つようになっている。しかし、実際の動きを見ていると、ゴール前でバランスを崩す動きを見せたり、馬場が悪いのかなと思わせるシーンもあったりし、このあたりの馬場差判断が非常に難しい。

 ただ、全体的な時計の出方を見ていると、6Fで80秒を切った頭数は多いし、5Fで65秒以下はかなりの頭数。馬場差という意味では基準よりも速い時計が出るという判断でよいだろう。

 阪神牝馬S(4月11日・阪神芝1600m)に出走予定のダノンファンタジー(栗東・中内田充正厩舎)は5F追い切りで63.5秒。3コーナーでは頭を振るような仕草を見せて、折り合いを欠いているように見えたが、それでいて、4F49.5~3F37.1~1F12.0秒と後半速いラップを踏むことができているので、道中は脚がたまっていたということだろう。

 4月9日。馬場状態は前日とほぼ変わりない。その中で皐月賞(4月19日・中山芝2000m)に向けた1週前追い切りを行ったのが、ラインベック(栗東・友道康夫厩舎)。

 ジュンライトボルトとの併せ馬で先行する形だったが、道中は非常にいい感じ。最後の直線で相手が追い抜く時に反応の鈍さを見せて、遅れてしまうが、ゴール前ではその差を詰めているように、ちょっと乗り難しい面を見せるのは相変わらず。ただ、今回はチークピーシズを着用しており、厩舎としてもいろいろと工夫はしている。

 時計は6F83.4~5F68.2~4F53.5~3F39.1~1F12.2秒。数字は地味だが、しっかりと負荷をかけられている調教内容自体は評価してよいと思うし、レースでも展開が噛み合えば、人気以上に走る可能性はあるはず。

 先週の馬場差は「-0.7秒」。今週は先週よりも時計が出ている印象。よって、馬場差は8日、9日とも『-1.2秒』で馬場差を記録している。

【DP/5F64.5秒・D芝/5F63.0秒】
 先週は雨の影響を受けて走りにくい馬場だったが、今週の芝馬場は天気も良好でかなり走りやすそうな印象。栗東に滞在しているケープコッド(美浦・高柳瑞樹厩舎)が単走で追い切っているが、前半ゆっくり後半しっかりでかなりいい動きを見せている。馬場差は『±0.0秒』で記録している。

 今週のポリトラック馬場での追い切り頭数はそれなり。馬場状態としては、晴れた天気ということもあって、程よく走りやすい状態。馬場差は8日、9日とも『±0.0秒』で記録している。

※調教馬場横の数字は基準時計。この数字以下の時計であれば、標準より速い時計と判断してよい。

(取材・文:井内利彰)

最終更新:4/9(木) 13:46
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