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森川智之、大のガンズ好き「音楽は色んなものを引き寄せてくれる」:インタビュー

4/9(木) 17:29配信

MusicVoice

 声優の森川智之が、マーゴット・ロビー主演映画『ハーレイ・クインの華麗なる覚醒 BIRDS OF PREY』(公開中)で、ブラックマスクの日本語吹き替えを担当した。ブラックマスクを演じるユアン・マクレガーはこれまで正統派を演じることが多かったが本作では悪役に徹した。数多くの作品でユアンの声を担当してきた森川もその変化を声で表現させようと挑戦した。その森川は米ロックバンドのガンズ・アンド・ローゼズの大ファン。自身の半生は音楽と共にあったとも振り返っている。本作の魅力と共に、声優としての流儀、そして音楽にまつわるエピソードを聞いた。【取材・撮影=木村武雄】

悪役に徹底したユアン、声でどう表現するか

 本作は、“悪のカリスマ”の異名をとるジョーカーの恋人として『スーサイド・スクワッド』(16)で大ブームを巻き起こした人気キャラクター、ハーレイ・クインを主人公にした最新作。ジョーカーとの別れによって覚醒したハーレイが悪を牛耳る残忍でサイコなブラックマスクとバトルを繰り広げる。

 ブラックマスクを演じるのは、『スター・ウォーズ』シリーズのオビ=ワン・ケノービ役などで知られるユアン・マクレガー。同作など数多くの作品でユアンの声を担当してきた森川は、正義感のある役柄が多かったユアンが今回悪役を演じることに「どのような姿を見せてくれるのか、ワクワクしていました」と期待感があったという。

 実際に「振り切れていて悪に徹していました」と感じたユアンのブラックマスク。その印象をこう語っている。

 「ブラックマスクは、リズミカルでスマート、それでいて都会的で街のなかでは映えるようなキャラクターでした。悪役は悪の笑いも含めてある程度想像できる段取りのようなものがありますが、ユアンが演じたブラックマスクにはそれがない。物語の最初はフレンドリーさも感じても、いろんな表現を重ねていくうちに悪になっていき、その姿に『怖い…。本当に悪い人はこうなんだろうな』と鳥肌が立っていました」

 声を演じるにあたっては、「日本語の声をその上からただ塗りつぶすのではなくて、演技の流れや構成、演技プランを汲み取り尊重して、どうすれば彼の怖さをだせるかを注意しながら吹き込みました」という森川。同じ役者でも今回のようにこれまでとは「正反対」のキャラクターでは「声のトーンが変わらないなかでどう変化を付けていくか」ということを意識した。

 「ユアンがオビ=ワンをやっているときもブラックマスクがやっていても声帯は変わらないので、どう変化をつけていくかということは大事です。ただ声を変えるだけなら誰でもできますし、僕らがやる意義というのをしっかり考え、役作りも含めて汲まなければいけないと思います。観ている人が、声優が思い浮かばないぐらい役柄とマッチしていることが理想ですし、醍醐味。それを目指してみんな頑張っています。あまりにもかけ離れたことをやってしまうとユアンから『おい! 森川、なにやってんだ!』と言われかねませんし(笑)、作品にも失礼ですから」

 悪を極めるブラックマスクだが、演じたこともあって「彼も注目してほしい」とも語った森川。自身は声優プロダクション「アクセルワン」の社長ともあって、ブラックマスクを補佐するビクター・ザーズの存在を着目した。

 「組織の上に立つ人間には優秀なサブが必要だということを感じました。たとえカリスマがいてもそれを支える、助ける人間が必要であることを、彼を見て感じて。ブラックマスクのメンタルの部分の支えにもなっている。彼の役割も大きいと思いました」

 また、ハーレイの魅力については「失恋によって華麗なる覚醒をした彼女がとてもキュートで可愛くてそれでいて危なくてスタイリッシュ。『次どう動くんだろう、何をするんだろう』と予測不能な彼女の魅力が満載です。日本中の女性に見てもらいたい」とアピールした。

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最終更新:4/9(木) 17:29
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