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【中部圏特集・リニア中央新幹線】品川―名古屋間の開業に向けて 大動脈輸送を二重化へ

4/22(水) 6:05配信

中部経済新聞

東京と名古屋を最速40分で結ぶリニア中央新幹線。品川(東京)―名古屋間の2027年開業を目指し、各所で工事が進む。リニアによって東京―名古屋間の移動時間は大幅に短縮される。日帰りの通勤・通学圏内になり、人の流れは大きく変わる。大阪までの延伸も当初予定の2045年から、最大8年の前倒しが目指されることに。東名阪がリニアで最速67分でつながれば、三大都市圏がひとつの巨大都市圏を形成することになる。

■試験の積み重ね

リニアプロジェクトは世界初の超電導磁気浮上式鉄道で、時速約500キロで走行し品川(東京)―名古屋間を最速40分、品川―大阪間は同67分で結ぶ。建設費は総額9兆円にのぼる超ビッグプロジェクトで、経済界も熱い視線を送っている。

 超電導リニアの研究開発は1962年に開始。山梨リニア実験線(山梨県)での走行試験は1997年から始まった。しかし、北海道や九州など全国各地で整備新幹線の建設計画が進められていたことで、リニアの事業化のメドはなかなか立たなかった。

 そこでJR東海が、政治判断に左右されることなく自立的にプロジェクトを遂行できる方法として建設費の「全額自己負担」を決断。全国新幹線鉄道整備法(全幹法)や環境影響評価(アセスメント)法に基づく手続きを進め、2014年に国から認可を受けてついに着工した。

 走行試験が重ねられてきた山梨リニア実験線では、13年から営業線仕様の車両「L0系」を走行。今年3月には、改良型試験車が完成し報道陣に公開された。先頭形状を変えて空気抵抗を13%減らし、消費電力や車外騒音を低減。営業線に必要な技術開発はすでに完了しているが、今後もさらなる開発、改良が進められていく見通しだ。

 そもそも日本の大動脈輸送を担う東海道新幹線は、開業から半世紀以上が経過。将来の経年劣化や南海トラフ地震の発生など大規模災害に備える必要があった。リニアによって輸送を二重化することで、大動脈としての機能はさらに強化される。

■高まる期待

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最終更新:4/27(月) 14:18
中部経済新聞

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