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アメリカの3月のビデオゲーム市場の売り上げは1722億円、2008年以来の最高記録を達成。新型コロナによる需要増加と『あつまれ どうぶつの森』が牽引

4/22(水) 17:30配信

電ファミニコゲーマー

 市場調査会社NPDグループは、2020年3月の米国のビデオゲームハードウェア、ソフトウェア、アクセサリー、ゲームカード全体の支出が16億ドル(約1722億円)だったことを発表した。2019年3月と比較すると35%の増加で、18億円を記録した2008年3月のレポート以来最高額となる。ただし、2020年第1四半期全体で比較すると、2019年同期間と比較して4%の減少だという。

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 2020年3月のベストセラービデオゲームの上位10本のうち9本が、1年前の同様のランキングの同格タイトルよりも高い売上を記録している。なお、ビデオゲームの売上はパッケージソフトは完全に追跡しているが、デジタル販売分はNPDグループのパネルに参加した企業のものだけが計上されている。

 2020年1月と2月はビデオゲームの消費は落ち込んでいた。1月の売上高は前年比26%減少、2月の売上高は29%減少、全体では28%低下と記録されている。しかし、3月に入りすべてのビデオゲームカテゴリの売上が2桁増加。ハードウェアが63%、ソフトウェア34%、アクセサリおよびゲームカードが12%の増加となった。

 ジャンル別に売り上げをみると、ビデオゲームソフトの売上は7億3900万ドルに増加し、3月の合計額としては2011年以来の最高額を記録。 2020年3月のハードウェア支出は4億6100万ドルで、第1四半期のハードウェア支出は2%増の7億7300万ドルだ。また、2020年3月のアクセサリーとゲームカードの支出総額は3億9700万ドルに達し、3月のアクセサリーとゲームカードの支出としては過去最高の記録となった。

 NPDグループアナリストのマット・ピスカテラ氏は、新型コロナウイルスの感染拡大がビデオゲームの需要を大きく伸ばしたと語っている。また、この記録的な売上増加について、同氏は海外メディアGameDaily.bizのインタビューにも答えている。

 インタビューによれば、ピスカテラ氏は3月の大きな売上増加は3月20日に発売された『あつまれ どうぶつの森』が大きく関係しているという。歴代の任天堂作品のなかでも、『大乱闘スマッシュブラザーズ SPECIAL』と『大乱闘スマッシュブラザーズX』だけがリリース月の売上で『あつまれ どうぶつの森』に勝っている。

 任天堂はNPDグループに対してダウンロード販売分の売上を公開していない。新型コロナウイルスの影響に対する外出自粛によってダウンロード販売の需要が増加していることを考えれば、実際にはさらに高い売上を示している可能性がある。

 新型コロナウイルスの感染拡大が多くの人々の生活に影響を与えているが、ビデオゲームはそういった人々の心の支えや気晴らしになっているようだ。その結果がこうして売上として反映されているのだろう。

ライター/古嶋 誉幸

電ファミニコゲーマー:ヨシムネ

最終更新:4/22(水) 17:30
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