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米ギリアド、抗コロナ薬の治験失敗 WHOが誤って公表 英紙報道

4/24(金) 7:07配信

時事通信

 【ニューヨーク時事】英紙フィナンシャル・タイムズ(電子版)は23日、米バイオ医薬品メーカーのギリアド・サイエンシズが開発した抗ウイルス薬「レムデシビル」の効果を検証するため、中国で実施された臨床試験(治験)が失敗に終わったと報じた。

 世界保健機関(WHO)が誤って公表した文書で明らかになったという。

 レムデシビルをめぐっては、米シカゴ大の治験で新型コロナウイルス患者が急回復したと一部で報道され、有望な治療薬になり得るとの期待が高まっていた。

 同紙によると、中国の治験では、薬を投与するグループとしないグループに被験者を無作為に振り分ける手法を採用。新型コロナ患者237人のうち158人にレムデシビルを投与し、残る79人との経過を比較した。その結果、症状の改善や血流中の病原体の減少は確認されなかった。一方、患者の一部には重い副作用が出たという。

 WHOはこうした結果を記した文書の草案を不注意でウェブサイトに掲載した後、誤りに気付いて削除した。

 ギリアドは声明で「この治験は、統計的に意味のある結論を出すには不十分だった」とコメント。一方で「結果は不確かなものだが、データの傾向から、特に早期に治療を受けた患者には潜在的な有効性が示されている」と述べた。 

最終更新:4/24(金) 11:48
時事通信

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