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「台北當代」がオンラインアートフェアを設立。ハウザー&ワースやホワイトキューブも出展

4/27(月) 7:06配信

美術手帖

 新型コロナウイルス感染症の世界的大流行により、数多くのアートフェアが開催を延期・中止し、オンラインプラットフォームの開発を余儀なくされている。毎年1月に開催を予定しているアートフェア「
台北當代(タイペイダンダイ)」は次回の開催までまだ程遠いが、すでに不測の事態に備えている。

 これまで台北で2回開催された同フェアは、オンラインアートプラットフォーム「Ocula」と連携して新たなオンラインアートフェア「Taipei
Connections」を設立することを発表した。


 初回のオンラインフェアは、今年5月2日~5日に開催(VIPプレビューは4月30日~5月1日)。今年1月に行われたリアルなフェアに出展したすべてのギャラリーが無料で参加することができる。


 同フェアは、「ギャラリーが地域内外のコレクターと交流する機会を提供するだけでなく、伝統的なフェアの壁を越えてアートやアイデアのためのオープンフォーラムをつくるものだ」とし、「ギャラリーがコレクターやアートファンとのネットワークを深め、リモートで会話を続けることを可能にする」とコメントしている。


 ハウザー&ワースやホワイトキューブ、タダエス・ロパックをはじめとするメガギャラリーが、曾梵志、アル・ヘルド、アレックス・カッツなどの主要アーティストの作品を紹介するほか、フェアの共同ディレクターであるロビン・ペッカムが率いるオンライン・ディスカッションやバーチャル・スタジオ訪問のミニシリーズなどのプログラムも備えている。

 ペッカムは、「実際に会うことに代わるものではないが、この機会を利用して、年間を通してギャラリーとコレクターの橋渡しをする方法を考えている」と述べている。

 これまで、アート・バーゼルやアート・セントラル
などのアートフェアが、オンライン・ビューイング・ルームやオンライン・カタログを設立。日本国内でも、アートECサイト「OIL by 美術手帖
」は各種アートフェアに出展予定だったギャラリーによる作品の展示・販売を可能にした。これらのオンラインアートフェアは2020年のアートマーケットにおける主軸となっていくのか? 注目したい。

最終更新:4/27(月) 9:43
美術手帖

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