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エアバス、新造機受領もリモートで 「eデリバリー」で感染防止、ペガサス航空が初採用

4/27(月) 7:43配信

Aviation Wire

 エアバスは、機体引き渡し時に航空会社側で必要な検査や手続きをリモートで完結するシステム「eデリバリー」の運用を始めた。通常は機体を受領する航空会社が行う領収検査やフェリーフライト(回航)などをエアバスが代行し、航空会社の社員が立ち会う工程をなくす。中国から拡散した新型コロナウイルス感染症の影響で人と人の接触が制限される中、引き渡し時のプロセスでも安全面に配慮する。

 第1号の顧客として、トルコのペガサス航空(PGT/PC)にeデリバリーを通じて3機の小型機A320neoファミリーを引き渡した。数週間以内に他の航空会社にもeデリバリーのシステムを使って機体を引き渡すという。

 eデリバリーは大きく3段階で構成される。まずは領収検査の代行で、通常は航空会社が自ら実施する地上検査や試験飛行などをエアバスや委託業者が担当。次に機体の名義書き換え(ToT)の手続きを電子プラットフォーム上で済ませ、航空会社の拠点までのフェリーフライトも実施する。

 これにより、航空会社は消毒された状態の機体を受領できる。エアバスは現在の危機対応にとどまらず、業務の効率化によって「よりスムーズな顧客体験の青写真となる可能性がある」としている。

Kaname SUGIMOTO

最終更新:4/27(月) 7:43
Aviation Wire

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