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競馬トラックマン・松本ヒロシが語る競馬の祭典・日本ダービーの展望

4/27(月) 17:00配信

HOMINIS(ホミニス)

多くの競馬関係者の目標であり夢である、日本ダービー出走。3歳世代の上位馬が東京競馬場に集結し、2,400mを走る。87回目の今年は5月31日(日)に開催。放送1000回を超える長寿番組「競馬予想TV!」に出演する松本ヒロシさんに、注目馬を聞いた。

【写真を見る】「中央競馬全レース中継」より

サラブレッドの優れた血統を後世に残すための"種牡馬選定レース"という意味合いもある、日本ダービー。競馬関係者にとって特別な意味を持つレースだ。

「近代競馬発祥の地・イギリスには"ダービー馬はダービー馬から生まれる"という格言がありますが、ようやく日本もそうなってきた。ここ5年連続で日本ダービー馬を父に持つ馬が勝利。昨年12番人気で1着となったロジャーバローズも、'05年の日本ダービー馬・ディープインパクトの産駒でした。人気のあるなしにかかわらず、日本ダービー馬の血統に要注目です」

そんな松本さんが、日本ダービーで期待するのは2頭。

「まず、アドマイヤビルゴですね。今年 3 月の若葉Sで見せた、しびれるような切れ味は、父のディープインパクトを彷彿とさせるものでした。もう1頭は、ワーケア。こちらは日本ダービー馬の産駒ではないですが、昨年6 月のデビュー戦の、長く使える差し脚を見て直感しました。"もしかしたら日本ダービーを勝つかも"と。近2走の敗戦はコース適性の差が出ただけで、日本ダービーを勝つポテンシャルを持っている気がします」

5月3日(日)には4歳以上の古馬によって争われる天皇賞(春)が京都競馬場で行われる。

「競馬のスピード化が進む中で、3200mの天皇賞は特殊なレース。3000m以上の長距離レースは年に数回しかないので、騎手もキャリアを重ねないと経験を積めないのです。長距離戦ならではの駆け引きにたけた、ベテランジョッキー騎乗の馬の好走が目立ちますね」

今年は、弱点を克服したユーキャンスマイルが注目だという。

「もともと長距離戦が得意な馬ですが、昨年の天皇賞(春)の最後の直線で内に斜行したように、右回りコースを苦手としていました。でも、今年3月の阪神大賞典ではそのそぶりを全く見せず、強い競馬で勝ちました。5歳になり、馬が充実期に入ってきていると感じます」

松本さんは「競馬予想TV!」 に、なんと20年以上も生出演中。

「個性の際立った予想家たちが、持論をぶつけ合う番組です。時には、見るに堪えない罵り合いに発展することも(笑)。土曜の夜ですし、酒でも飲みながら楽しんでもらえればと思います」

まつもと・ひろし●'63年生まれ、京都府出身。専門紙「競馬エイト」のトラックマンとして、騎手や厩舎などの取材を重ねる。'15年のターコイズSでは、人気薄に印を打ち3連単約295万円を的中。

※取材は3月末日に行ったものであり、掲載馬が出走しない場合もあります。

取材・文=安藤康之

HOMINIS

最終更新:4/27(月) 17:00
HOMINIS(ホミニス)

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