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タイヤの製造年週まで分かる!知っておきたいタイヤ表示の意味

4/27(月) 12:00配信

Park blog

クルマは、タイヤがあってこそ安全に走行できる。そのタイヤについて知ることは、より安全なカーライフを送る上で重要だろう。タイヤをもっと知るために、サイドウォール(タイヤ側面)に刻印された数字や記号の意味を読み解いてみよう。

【写真】タイヤに刻印された数字や記号の意味を解説!

タイヤの表示で基本スペックを確認

 ゴムやワイヤー、繊維などの素材が精緻に組み合わされて作られるタイヤは、走る、曲がる、止まるといった基本性能を的確に路面に伝え、また車両の荷重を支えてくれる。ドライバーがタイヤのスペックや状態を把握することは、安全で楽しいドライブのために大切なことだ。その手段のひとつとして、タイヤのサイドウォール(側面)に表示されている情報がある。どの文字が何の情報なのか、メーカーを問わず共通して表示されている情報について見ていこう。

 サイドウォールを見ると、ひときわ大きな文字で数字の並びが確認できるだろう。最初に1か2で始まる数字3桁。そして「/」(スラッシュ)で区切られて、数字2桁。その次は、ほとんどの場合でアルファベットの「R」が入っており、続いて10台か20台の数字。1角くらい空いて2桁の数字とアルファベット1文字。これらの刻印は左から順に、タイヤ幅(mm)、偏平率(%)、ラジアル、リム径(インチ)、荷重指数(LI)、速度記号となっている。詳しく解説すると、それぞれ以下のような意味がある。

【タイヤ幅】
 タイヤの断面幅のこと。断面幅とは、サイドウォールの文字や飾りなど、わずかに突起した部分を除いた部分にあたる。
【偏平率(%)】
 タイヤの断面幅に対する断面高さの比率を表す数値。この数字が小さいほど、サイドウォールの高さが少なくなり、見た目として薄いタイヤになる。これにより安定性が高まり、ハンドリングの応答性が高くなるが、サイドウォールが薄いために路面からの衝撃は大きくなるといわれている。一方、偏平率が高いと路面からの衝撃の吸収率が上がるため、乗り心地が良くなる傾向にある。しかし、サイドウォールがたわみやすく、特に旋回時にタイヤが倒れこむような感覚になることもある。
【ラジアル】
 カーカス(タイヤの骨格を形成するゴムの内部の構造)が、進行方向に対して直角に編み込まれているタイヤのことで、ほとんどの乗用車用タイヤがラジアルタイヤであるのでほぼ必ず「R」がついている。ラジアルタイヤでない場合はバイアスタイヤという種類であり、表示がないケースか、稀に「-」(ハイフン)が刻印されていることがある。
【リム径(インチ)】
 タイヤのホイール部分の直径。タイヤの外径を変えずホイールを大きくするには、偏平率を下げることになるが、これを「インチアップ」という。インチアップをするとタイヤが大きく見えて、見た目が格好よくなるとされる。性能面では、ハンドリングの向上などがある。逆に、リム径を小さくして偏平率を上げることは「インチダウン」という。どちらかというと価格を抑えることができ経済的なのと、偏平率が上ることで路面からの衝撃に対する吸収性が高くなるというメリットもある。ただし、タイヤ全体の直径、つまり周長はODOメーターなどのクルマの距離計や速度表示にも関連するため、周長が変わらないようにインチアップ(インチダウン)する必要がある。不用意に行うと問題が発生するため、整備工場等の専門家に相談して実施しよう。
【荷重指数(LI=ロードインデックス)】
 タイヤ1本が支えることができる最大負荷能力の数値。数値が大きいほど重い車体を支えられる。

【速度記号】
 規定条件下でそのタイヤが走行できる最高速度。

 以上の情報から、「165/55R15 75H」のタイヤのスペックは、165mm/偏平率55%、ラジアルタイヤでホイール直径15インチ。荷重指数387kg、最高速度210kmであることが確認できる。この数値は、タイヤ交換の時に必須の情報だ。タイヤ交換の際には、自分の車に適したサイズであることを確認し、自分が求める性能を備えたタイヤを選ぶ必要がある。

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最終更新:4/27(月) 12:00
Park blog

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