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「アマビエ」で疫病退散!!茂原の国道沿いに出現 チェーンソー愛好家制作「皆に元気を」

4/27(月) 12:39配信

千葉日報オンライン

 「疫病が流行したら、私を描いた絵を人に見せよ」。新型コロナウイルスの感染拡大で、にわかに話題になっているのが、妖怪「アマビエ」。茂原市で活動するチェーンソーアート愛好会「くさりのこくらぶ」が、「少しでもみんなが元気になるように」と、アマビエのアートを制作し、市役所近くの国道バイパス沿いに設置した。

 太い杉の木を、チェーンソーで削り、整形した像は、高さ約1メートル50センチ。とがった小さめのクチバシ、特徴のある耳、胸にはウロコがある半人半魚の妖怪は、ユーモラスで、行き交う車を見守るように立つ。

 代表の木一吉さん(63)の発案で、同愛好会の活動として制作。「せっかくだから大勢が見られる場所に置こう」と持ち掛けたところ、会員の鈴木信一さん(72)が、昨秋の浸水被害で壊れた家屋を撤去し、更地になっていた場所を提供した。

 制作に当たったのは市内に工房を構えて本格的にチェーンソーアートに取り組んでいる木村廣志さん(72)。材料には、昨秋の台風で出た倒木の杉を使い、3種類のチェーンソーを刃を変えながら使い分けて彫り、防腐剤、保護剤を塗って仕上げた。

 土台も杉を組み合わせて作り、周囲に砂利を敷き詰めた。由来を記した立て札も用意。4人掛かりで、計4日間かけ完成した。

 木代表は「コロナ終息を願うとともに、地元に高い技術を持つ人がいることを知ってもらいたい」と話す。依頼があれば、材料費と設置費用程度で受けるという。

 アマビエは、イラストが厚生労働省の新型コロナ啓発アイコンに採用されるなど、SNSを中心に人気が高まっている。全国のアーティストが参加した作品集も近日発売される予定で、茂原の木像も掲載されるという。問い合わせは木代表(電話)080(1362)0752。

最終更新:4/27(月) 12:39
千葉日報オンライン

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