ここから本文です

NECグリーンロケッツが繰り出した「ラグビー川柳」。根っこにチームの笑いの文化

4/27(月) 13:11配信

ラグビーリパブリック(ラグビーマガジン)

「ロックオン していた女性を ノックオン」(SO金井大雪)
「霜降りる グランド一人 息あげる」(HO川村慎)

 国内最高峰トップリーグのNECグリーンロケッツ。4月13日よりチーム公式SNS(Twitter、Instagram、Facebook)で配信を始めた「NECグリーンロケッツ ラグビー川柳」が話題を集めている。
 
 2019年4月よりマネジメントスタッフと共にチームイベント等の活動に携わっている、グリーンロケッツ最年長(35歳)のFB吉廣広征が経緯を語ってくれた。

「今年の『サラリーマン川柳』に、ラグビーを扱った入選作品があったことがヒントになりました。川柳は親しみがありますし、講評をつけるなどして楽しんでもらえると考えました。選手一人ひとりの個性が出せるようなコンテンツを意識しています」

 川柳はチームスタッフによる講評とあわせて楽しみたい。たとえばCTB金村良祐が詠んだ一句「ベテランの すごさが分かる お酒の場」の講評はこうだ。

「講評:一見、トークやお酒の強さのことを謳っているように見えますが、一番はお会計の時に頼りになります!これからもお願いしますね!という恐ろしい句です。ベテランはそれを『おやじ狩り』と恐れ、一番の被害者は吉廣選手とのことです。」

 NECグリーンロケッツは“笑い”が個性のひとつという。4月2日で35歳になったチーム最年長のFB吉廣が言う。

「私が入社した頃から、人を笑わせられる、楽しめるという人達ばかりでした。ファン感謝祭でも喜んでもらおうと、選手が劇を披露したりしています。グリーンロケッツには『面白そうだからやってみよう』というマインドが昔からあります」

 まとめ役は4月に日本ラグビーフットボール選手会の新会長になったHO川村慎だ。しかし「2年目のプロップ足立(匠)、ルーキーのスタンドオフ金井大雪などもポテンシャルがあります」(FB??廣)。次世代のお笑い担当も成長中という。

 新型コロナウイルスの影響によりトップリーグ2020は中止となった。ただ難しいこの時期をグリーンロケッツのことを知ってもらう機会と捉え、公式SNSの更新頻度を増やしている。「ぜひこの機会にグリーンロケッツのことを知ってもらいたいです」(FB吉廣)。創意工夫と笑いの力で、これからも難局に立ち向かう。

(文:多羅 正崇)

こんな記事も読まれています

あなたにおすすめの記事