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公的年金だけでは足りない!老後生活に不安を覚える定年前のシニアの実態とは

4/27(月) 17:50配信

ファイナンシャルフィールド

近年、常に問題視されている年金不足という現実。老後資金を確保するにも、いまの収入では厳しい……と悩む人も多いかと思います。

このような問題は、定年が近づくにつれ浮き彫りになり、焦りを感じてくるもの。定年前の50歳以上の人たちは、老後生活についてどのように考えているのでしょうか。株式会社GVが発表した「定年後(老後生活)に関する意識調査」の結果(※)を見ていきましょう。

定年前シニアの現在の収入、定年後の年金の見込みはどれくらい?

この調査は、全国の50歳以上65歳未満の人たちを対象に行われたもの。さっそく中身を見てみます。

【現在の収入額(月額)】
1位:10万円以上15万円未満 22.3%
2位:20万円以上30万円未満 17.4%
2位:30万円以上50万円未満 17.4%
4位:15万円以上20万円未満 11.1%
4位:50万円以上       11.1%
→平均値:20万7000円

もっとも多かったのが、月収10万円以上15万円未満という回答に。上位には食い込みませんでしたが、0円以上1万円未満という人たちも9.4%いました。

平均値の20万7000円という数字は、決して経済的に余裕があるとはいえないものです。このなかから老後資金を貯蓄するとなると、しっかり節約する必要がありそうです。

【定年後の年金受給見込み額(月額)】
1位:5万円以上~10万円未満  32.0%
2位:10万円以上~15万円未満 26.9%
3位:15万円以上~20万円未満 15.7%
4位:20万円以上~30万円未満 14.3%
5位:0円以上~5万円未満    9.4%
→平均値:11万9000円

ボリュームゾーンは、5万円以上15万円未満という結果に。平均値だけ見ると、現在の月収との差が9万円近くあるため、定年後は経済的に苦しいと感じる人が増えるのではないでしょうか。

定年後は赤字になってしまう人が多い!? 支出額をチェック

老後の資金を貯めるためには、節約が欠かせません。まずは、毎月の支出を見てみましょう。

【現在の支出額(月額)】
1位:20万円以上30万円未満  36.6%
2位:10万円未満       23.7%
2位:10万円以上~20万円未満 23.7%
4位:30万円以上~40万円未満  9.4%
5位:40万円以上~50万円未満  4.9%
→平均値:19万4000円

半数以上の人が、毎月10万円以上30万円未満の支出があると回答しています。現在の月収と支出の平均値を比べると、その差は1万3000円。収入のほとんどが支出で消えてしまっているということがわかりますね。

【定年後の支出見込み額(月額)】
1位:10万円以上~20万円未満 38.9%
2位:20万円以上~30万円未満 34.6%
3位:10万円未満       20.6%
4位:30万円以上~50万円未満  4.9%
5位:50万円以上        1.1%
→平均値:16万3000円

大多数の人が、現在と変わらず毎月10万円以上30万円未満の支出があると回答しています。しかし先ほどの、定年後の年金受給見込み額の平均値は11万9000円。この支出見込みの平均値と比べると、なんと毎月およそ4万円の赤字が発生してしまうことになります。

収入が減っても、いままでの生活水準をすぐに下げるのはなかなか難しいもの。各家庭でどこをどう削るか前々から話し合っておく必要がありそうです。

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最終更新:4/27(月) 17:50
ファイナンシャルフィールド

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