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【画像からヒントを探る】アストン マーティン 新しいツインターボV6 ドライサンプ式エンジン 

4/27(月) 11:00配信

AUTOCAR JAPAN

V6ドライサンプ方式エンジン

text:Jesse Crosse(ジェシ・クロス)

アストン マーティンの新しいホットV、「TM01」V6ドライサンプ方式エンジンは、ターボがV字型に並んでいることから、その名が付けられた。

【写真】アストン マーティン・ヴァルハラ、ヴァンキッシュ【V6エンジン搭載予定モデル】 (28枚)

同社は、詳細を明らかにしていないが、公開された画像から多くのヒントを得ることができる。

一番下に見えるサンプは、通常オイルを貯蔵するためのものだが、エンジンオイルで満たされた大きく深いサンプの代わりに、浅いものを採用することで、2つの利点をもたらしている。

利点の1つ目は、別のタンクからオイルがポンプでエンジン周りに送られるため、ハードなコーナーリング、ブレーキング、加速時にエア噛みの心配がない。

2つ目は、エンジンをシャシー内の低い位置に収めることで、クルマの重心を低く保つことができることだ。

左下に見えるドライサンプポンプは、標準のオイルポンプと違い、オイルを吸い上げるだけではなく、除去もするため、サンプは完全に乾燥した状態を維持することが出来る。

チェーンで駆動

エンジン前部にあるY字型のケースにカバーされ、クランクシャフトから4つのカムシャフトまでを駆動するのは、ベルトではなくチェーンのようだ。

Y字の上部にある、2つの黒い円形のカバーは、可変カムタイミングメカニズムの一部を形成し、各カムシャフトにポジションを与える。

その上には、ボルグワーナーの2つのターボのエアコンプレッサーがあり、それぞれの上に、黒い電子制御ユニットが、ロッドを介して、エンジンの後方に向かって、ターボの「ホットサイド」にある、ウェイストゲートバルブを開閉する。

上部にある2つの大きなポートは、ターボ・エアインテイクで、下の2つは圧縮空気の出口となっている。

ホースは、下部の2つのポートからインタークーラーを介して、それぞれのシリンダーバンクの下にあるサージタンクの、前面にある2つのスロットルボディに吸気を取り込む。

このプロトタイプでは、キャブレターの製造で有名なイタリアの部品メーカー、デロルトによって製造されている。

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最終更新:4/27(月) 11:00
AUTOCAR JAPAN

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