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【意外な共通点?】スズキ・アルト、2020年末フルモデルチェンジ濃厚 スマートが学んだこと

4/27(月) 5:50配信

AUTOCAR JAPAN

スズキ恒例の年末発表/発売か?

text:Kenji Momota(桃田健史)

スズキの軽「アルト」が、今年(2020年)12月のフルモデルチェンジが濃厚になっている。

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実現すれば今回で9代目となる。

過去のモデルチェンジのタイミングをみると5~6年が多く、2014年登場の8代目から今年で6年目。

発表時期は、やはり12月もかなり押し迫った年末になるのではないか。

6年前のアルトも、昨年のハスラーも、発表と発売は年末ギリギリ。その流れで、スズキお得意となった年始からの「スズキの初売り」で一気に販売攻勢をかけてきた。

9代目アルトも同様の戦略に出る可能性がある。

だたし、現時点(2020年4月後半)で新型コロナウイルス感染症の拡大の収束に目途が立っておらず、スズキをはじめ自動車産業界は製造から販売まで先行き不透明な状況が続いている。

そのため、新型アルトがスズキの思惑通りのデビューが飾れるかどうかはわからない。

仮に発表・発売時期が遅くなろうとも、新型アルトを待ち望んでいるユーザーは大勢いる。2019年6月に40周年記念特別仕様車の発売時点で、初代からの累計販売台数は514万台に達する、軽の定番商品だからだ。

2019年度の販売台数は、モデル末期にもかかわらず前年比95.6%を維持して7万2162台。軽モデル別では8位の「ハスラー」を抑えて堂々の7位である。

そんなアルトと「スマート」との共通点とは?

スズキ・ツインこそスマート対抗?

スマートとの共通点で、スズキ車といえば、「ツイン」ではないのか?

直感的にそう思われる方がいるはずだ。両車の雰囲気が似ているからだ。

ツインは、全長2735mm×全幅1475mm×全高1450mm、ホイールベースが1800mmという、軽自動車で最小サイズの2人乗りの軽。ガソリン車とハイブリッド車があり、ガソリン車は49万円という破格の値付けだった。

発売当初、自動車雑誌は露骨に、スマートのパクリ、と表現した。

確かに、時系列でみれば、スマートのコンセプトモデル「スウォッチカー」が登場したのが1995年で量産は1997年、一方のツインはコンセプトモデルが1999年登場で量産が2003年である。

こうした事実を2004年、ドイツのシュトゥットガルト郊外のスマート本社(当時)を訪問した時、同社の技術者や広報関係者に直接ぶつけてみたことがある。

すると「確かに似ているが、理想的なシティコミューターを考えれば、おのずと同じ方向性のクルマになるはず」と、冷静に受け答えした。

スマート本社によれば、ダイムラー社内でスマートのようなクルマを最初に企画したのは70年代だという。

当時の基本的なデザインレイアウトは、量産型スマートにかなり近い。

さらにスマート関係者は「マイクロカーは日本が世界最先端。特に低価格車はわれわれにとって良き研究材料だ」という。

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最終更新:4/27(月) 10:56
AUTOCAR JAPAN

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