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二ツ屋病院さらに6人 新型コロナ、県内計235人に

4/27(月) 0:28配信

北國新聞社

 石川県は26日、金沢、白山、能美の3市に住む男女3人と、クラスター(感染者集団)が発生した二ツ屋病院(かほく市)の職員3人、入院患者3人の計9人について、新型コロナウイルス感染を確認したと発表した。同病院のクラスターは計37人となった。県は新たに判明した6人について症状や行動歴の確認を急いでいる。県内の感染者数は計235人となった。

 県は厚生労働省クラスター対策班の指導を受け、同病院で25日までに職員167人、入院患者95人を検査した。26日午後に再検査分を含め職員52人、患者6人を調べた結果、夜になって6人の陽性が分かった。

 県は25日に感染者として発表した同病院の職員2人について、かほく市の40代介護士男性と津幡町の20代理学療法士男性であると明らかにした。介護士は軽症で、理学療法士は無症状。

 同病院以外の感染者3人のうち、能美市の50代男性は加賀東芝エレクトロニクス(同市)の社員。社内の感染者の濃厚接触者として17日から在宅で健康観察していた。24日に同居する家族の感染が判明したため26日に検査を受け、陽性と分かった。症状はない。

 親会社の東芝デバイス&ストレージによると、この男性社員は事務系で、工場の生産ライン業務には就いていなかった。既に感染者が出ている建屋に勤務していた。加賀東芝関係のクラスターは計20人となった。

 残りの2人は感染経路が現時点で不明で、金沢市の50代職業不詳男性は重症。白山市の40代職業不詳女性は中等症となっている。

 人口10万人当たりの感染者数は東京都に次いで20人台に乗り、20・2人(26日午後7時半現在)となった。

 県内ではクラスター関係の感染者が全体(235人)の5割超の122人に上る。特に20~26日の1週間では陽性と判明した57人中42人がクラスターに属し、発表時点で経路不明は約10人だった。

 前週の13~19日は経路不明が65人中約20人を占めており、北野喜樹県健康福祉部長は「クラスター以外の感染が減少している」との認識を示した。クラスターを優先して他の検査数を抑制するようなことはないと強調し「国や県の緊急事態宣言を受け、県民の皆さんが外出を自粛し、人との接触を減らしていることの表れではないか」と述べた。

 県が借り上げたホテルには26日、患者1人が移り、療養者は計42人となった。医療機関で治療中だった2人が退院した。25日のPCR検査数は91件で、累計1583件となった。

北國新聞社

最終更新:4/27(月) 0:28
北國新聞社

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