ここから本文です

<新型コロナ>返礼品、衛生グッズ人気 コロナ余波、ふるさと納税にも

4/27(月) 8:00配信

佐賀新聞

 新型コロナウイルスの感染拡大で、自治体のふるさと納税の返礼品でマスクや除菌液に人気が集まっている。佐賀県内でも佐賀市と神埼郡吉野ヶ里町が扱い始め、注文が殺到している。それぞれ入手が困難になっているという状況が背景にあり、ふるさと納税の返礼品にもコロナ禍の影響が及んでいる。

 吉野ヶ里町では町内の生地業者が3月中旬から、手作りの布マスクを出品していた。大人用、子ども用マスク8枚ずつを返礼品にし、寄付額は5千円、7千円に設定。現在は「休止」しているが多い時は1日20件の寄付があり、「一時は生産が間に合わず『品切れ』を出すほどだった」と町の担当者は振り返る。

 佐賀市は4月から、地元のメーカーが製造した除菌液「微酸性次亜塩素酸水」の10、20リットルを返礼品に採用。それぞれ1万5千円、2万円の寄付の返礼品メニューに設定しているが、22日時点で計437点の発送で、単純計算で1日平均約20点と人気ぶりがうかがえる。アルコール消毒液が手に入りづらくなっており、市の担当者は「約800点ある返礼品の中でも人気が高い。この寄付額では、これまで人気が高かった佐賀牛やお米も対象になるのに」と驚きを口にする。

 返礼品検索サイト「ふるさとチョイス」を運営するトラストバンク(東京都)によると、全国で同じような状況になっており、特にマスクは雑貨・日用品のランキングで10位以内に入るという。「平時になかった動き。大手メーカーが生産しても品薄が解消せず、縫製業などの中小企業が参入して出品が相次いでいる」と指摘する。同サイトではコロナで影響を受けた給食、外食、観光、花などの企業を支援するコーナーも3月に設け、関連商品の購入を呼び掛けている。

最終更新:4/27(月) 14:06
佐賀新聞

こんな記事も読まれています

あなたにおすすめの記事