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湾岸諸国、経済下支えで債券発行に加え政府資産売却も-シティ

4/27(月) 12:57配信

Bloomberg

(ブルームバーグ): ペルシャ湾岸の産油国は、新型コロナウイルスの感染拡大や原油価格急落で打撃を受けた経済を下支えするため、年初来で500億ドル(約5兆3700億円)に迫っている債券発行に加え、政府資産売却を進める可能性がある。シティグループが指摘した。

シティの欧州・中東・アフリカ新興市場責任者アティク・リーマン氏はインタビューで、サウジアラビアやアラブ首長国連邦(UAE)などは「非常に魅力的」な政府資産を保有しており、一般向けや他の投資家と提携して売却し得ると語った。

同氏は、「この方面に好機が生じているのは確かだ」とした上で、「これらの国は信用力が高いため、極めて魅力的な価格で多額の海外資金を調達できる。追加借り入れ能力を有している」と説明した。

欧州と異なり、湾岸地域の大企業の大半は依然として国営。サウジは昨年、国営石油会社サウジアラムコの2%弱の株式を放出し294億ドルを調達した。

湾岸協力会議 (GCC)加盟6カ国の債券発行体は今年これまでに470億ドルを調達した。そのうち、サウジとカタール、UAEアブダビ首長国がこの1カ月で調達した額が半分強を占めている。

原題:Citigroup Sees Asset Sales Boosting $47 Billion Gulf Debt Binge(抜粋)

(c)2020 Bloomberg L.P.

Archana Narayanan

最終更新:4/27(月) 12:57
Bloomberg

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