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北朝鮮、金正恩氏の謎深まる-専用列車の情報や中国医師団派遣の報道

4/26(日) 10:26配信

Bloomberg

(ブルームバーグ): 北朝鮮の金正恩朝鮮労働党委員長の健康状態を巡る謎は、この週末にますます深まった。中国が医師団を派遣したとの報道や、専用列車の画像を衛星がとらえたとの分析があるものの、今のところどれも確認されていない。

ロイター通信が事情に詳しい3人の関係者を引用して25日に伝えたところによると、中国は金委員長について助言を行うため医療専門家を含むチームを北朝鮮に派遣した。金委員長は11日に党政治局会議に出席したと報じられて以降、動静が伝えられていない。

また北朝鮮分析サイト「38ノース」によると、金委員長の専用とみられる列車が北朝鮮東部の沿岸都市、元山の駅に先週停車していることが衛星画像で分かった。元山には金委員長の別荘があり、同地に滞在している可能性がある。

韓国の文正仁(ムン・ジョンイン)大統領統一外交安保特別補佐官は、金委員長は生きており、健康状態は良好だという。「韓国政府としての立場は変わっていない」と文正仁氏はCNNに対して発言。「13日から元山に滞在しており」、「不審な動き」は見られないと述べた。

金委員長を巡っては米CNNが重体説を報じたが、トランプ米大統領はこの報道に疑念を示している。

38ノースのアナリストらは「衛星画像は列車が21日以前に到着し、出発の準備を整えていたとみられる23日には依然として同じ場所にとどまっていた」と語った。また、列車の存在は金委員長の所在や健康状態を証明するものではないとも指摘した。

原題:Kim Jong Un Mystery Grows on Reports of Train, Medical Team (1)(抜粋)

(c)2020 Bloomberg L.P.

Ros Krasny, Shamim Adam

最終更新:4/27(月) 5:00
Bloomberg

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