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勝ち組への集中進むS&P500、米株にとって悪い兆し-ゴールドマン

4/27(月) 14:45配信

Bloomberg

(ブルームバーグ): S&P500種株価指数で勝ち組の一部銘柄への集中が進んでいる状況について、米国株の将来のパフォーマンスにとって良い兆しではないとゴールドマン・サックス・グループが指摘した。

S&P500種は2月に付けた過去最高値を約17%下回っているが、中央値の銘柄ではピークを28%下回っていると、デービッド・コスティン氏らゴールドマンのストラテジストが24日のリポートで指摘。一方、上位5銘柄が同指数の時価総額に占める割合は20%と、2000年3月時点の18%を上回り、市場の幅が狭まっているとの懸念が投資家の間で高まっている。

ストラテジストらは「市場の幅が急に狭まる現象は、過去には大幅な相場下降の前兆となる場合が多かった。過去のエピソードは、平均を下回る市場リターンと最終的なモメンタムの反転を示唆していた」と指摘した。

リポートによると、市場の広がりを示す指標の低下は1990年と2008年のリセッション(景気後退)前とITバブル期、11年と16年の景気減速時に見られた。最近の相場上昇を主導する銘柄は、新型コロナウイルスの感染拡大前もパフォーマンスが市場全般を上回っていたバランスシートが健全な大型株であり、既に高まっていた市場の集中がさらに進む結果になったという。

原題:Goldman Says Narrow Breadth in S&P 500 a Bad Sign for Stocks(抜粋)

(c)2020 Bloomberg L.P.

Joanna Ossinger

最終更新:4/27(月) 14:45
Bloomberg

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