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長崎クルーズ船 陰性乗組員44人が帰国

5/4(月) 10:51配信

長崎新聞

 長崎市の三菱重工業長崎造船所香焼工場に停泊中のクルーズ船コスタ・アトランチカ(イタリア船籍、8万6千トン)で新型コロナウイルスの集団感染が発生した問題で、インドネシア国籍の乗組員のうち感染していない44人が3日、下船し、長崎空港からチャーター機で帰国の途に就いた。
 県によると、インドネシア国籍の陰性者は61人。このうち船の運営に従事する「エッセンシャルクルー」16人を含む17人は船内にとどまった。
 下船時の健康チェックを終えた44人は午後7時25分ごろ、パトカーに先導されて貸し切りバス3台で香焼工場を出発。バスの中で手を振る乗組員の姿もあった。長崎空港ではフェースシールドを装着した係員が、荷物を抱えた乗組員を搭乗口まで案内。午後10時すぎに全日空(ANA)のチャーター機が羽田空港に向けて飛び立った。羽田空港を4日未明に出発し、同日朝にジャカルタに到着する見通し。船の運航会社「コスタクルーズ」が手配した医療スタッフら3人も同行した。
 県によると、長崎空港の運用時間は午前7時~午後10時。離陸は午後10時を過ぎたが、国土交通省大阪航空局長崎空港事務所が運用時間を延長して対応した。
 コスタ社によると、乗組員624人の国籍は30カ国以上。国やコスタ社などは国別人数が多いフィリピンなどの陰性者も順次帰国させる方向で各国政府と調整している。

最終更新:5/13(水) 17:49
長崎新聞

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