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喜界島の豊かな自然、次世代へ 国立公園冊子発行、固有・希少種も紹介 環境省

5/7(木) 13:05配信

南海日日新聞

 環境省はこのほど、奄美群島国立公園に指定されている鹿児島県喜界島の希少な植物や、外来種、海洋ごみの問題について啓発するリーフレットを発行した。隆起サンゴ礁でできた喜界島の特徴的な自然の魅力を紹介し、次世代への継承を呼び掛けている。

 同省の「国立公園等民間活用特定自然環境保全活動(グリーンワーカー)事業」の一環。同省とNPO法人喜界島サンゴ礁科学研究所が2017~19年度に実施した調査を基に作成した。

 喜界島の海岸部に生育する特徴的な植物として、種の保存法で採取が禁止されている同島の固有種ヒメタツナミソウや、喜界町自然保護条例で採取が禁じられているテッポウユリなどを紹介。

 国立公園内で見られるギンネムやランタナ、アカギなどの外来植物8種の分布状況をマップにまとめ、海辺に漂着するペットボトルなどの海洋ごみの原産国の調査結果を示した。

 喜界島サンゴ礁科学研究所の駒越太郎研究員は「冊子を手に取って植物を探したり、島の国立公園の魅力を再認識してほしい」と話した。
 
 奄美群島国立公園管理事務所の千葉康人国立公園管理官は「喜界島に素晴らしいエリアがあることや、外来種、海洋ごみの問題があることを知ってもらい、島民の皆さんと一緒に自然環境を守っていきたい」と述べた。

 A5判カラー、16ページ。2千部発行。喜界島の児童生徒や、空港、公共施設などに配布する。

奄美の南海日日新聞

最終更新:5/7(木) 13:05
南海日日新聞

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