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新型コロナ治療薬の開発・製造、富士フイルムDBが受託

5/7(木) 20:00配信

BCN

 富士フイルムの子会社で、バイオ医薬品の開発・製造受託会社(CDMO)であるFUJIFILM Diosynth Biotechnologies(FDB)は5月1日、ビル&メリンダ・ゲイツ財団がウェルカム財団やMastercardとともに立ち上げた新型コロナウイルス感染症(COVID-19)の治療推進プロジェクト「COVID-19 Therapeutics Accelerator」(アクセラレーター)から、COVID-19治療薬のプロセス開発・製造を受託したと発表した。今後、FDBはアクセラレーターが開発を支援するバイオ医薬品を製造し、早期のグローバル供給に貢献していく。



 ビル&メリンダ・ゲイツ財団は、世界最大の慈善基金団体で、全ての命は平等な価値を持つという信念に基づき、治療薬の公平な提供を目的としている。ビル&メリンダ・ゲイツ財団がウェルカム財団やMastercardと立ち上げたアクセラレーターは、COVID-19に対する治療薬などの迅速な開発・製造を支援するプロジェクトとなっている。

 FDBは、30年以上にわたる受託実績をはじめ、高度な生産技術や最新設備を持つバイオ医薬品のCDMOで、ホルモン製剤や抗体医薬品、遺伝子治療薬、ワクチンなど、さまざまな種類のバイオ医薬品の生産プロセスを開発し、少量生産から大量生産、原薬製造から製剤化まで受託できるなど、幅広い顧客ニーズに対応できる。

 こうしたことから、今回、アクセラレーターが開発を支援するCOVID-19治療薬のグローバル供給のためのパートナーとして選定され、21年から数年間にわたって同治療薬のプロセス開発・製造を受託する計画。すでに、COVID-19治療薬の大量生産ニーズに対応するため、大容量の動物細胞培養タンクを6基保有するデンマーク拠点の一定の製造キャパシティをアクセラレーターのために確保している。

 FDBは、COVID-19のワクチンや治療薬の開発が進む中、顧客ニーズに合った高品質なバイオ医薬品を迅速・グローバルに供給し、COVID-19の感染拡大の抑止や流行の終息に寄与していく。

最終更新:5/7(木) 20:00
BCN

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