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“ANAショック” 新型コロナで採用中断 福岡の就活生の反応は?

5/12(火) 20:00配信

TNCテレビ西日本

新型コロナウイルスの感染拡大で、航空大手のANAホールディングスが2021年度入社の採用を一時中断すると発表しました。

就職をめざす福岡の学生たちは、どう受け止めているのでしょうか。

【記者】
「客室乗務員などをめざす専門学校です。100人を超える受講生に向けてオンライン授業をスタートさせました」

モニターに映し出されているのは、航空業界への就職を目指す二十歳前後の生徒たちです。

「戦略を、10も20も50も100も200も立てておいて」

ここは福岡市にある専門学校「インターナショナルエアアカデミー」です。

トレードマークはこの真っ赤な制服。

「人に見られる職業」というものを意識しながら、生徒たちは客室乗務職や地上職に求められるマナーや語学などを学びます。

航空業界で活躍する人材を長年輩出してきたこの専門学校も、新型コロナウイルスの影響で3月から休校に。

採用試験の対策を進めようと、11日、オンライン授業を始めた矢先に、大きなニュースが飛び込みました。

コロナショックで航空需要が激減した影響で、ANAホールディングスが採用活動の一時中断を発表したのです。

対象はグループ37社、3200人程度に上ります。

まさかの発表に専門学校の生徒たちは。

【就職活動中の生徒】
「(友達と)少し航空業界以外にも目を向けて、もしもの時のためにも対策はしておいた方がいいのかなという話はした」

その一方で…

【インターナショナルエアアカデミー 嶋田嘉志子学院長】
「(ANAホールディングスは)『いったん(採用中断)』という言葉を何十回も使っている。ちょっとストップする、という感覚で」

現時点では、ANAホールディングス以外の日本の航空各社は採用活動を続けているため、生徒たちも気持ちを切り替えています。

【就職活動中の生徒】
「やはり大手ということですごく不安はあったけど、いまできることをやるしかないなと」

「もし面接が再開された時に、最高の自分で面接を受けに行けるように準備をしておきたいと思う」

自身も客室乗務員だった嶋田さんは、当たり前の日常が失われたいまこそ、接客に重要な感謝や他人を思いやる心を身につけて欲しいと話します。

【インターナショナルエアアカデミー 嶋田嘉志子学院長】
「(新型コロナ禍での経験で)もっと頑張ろうとかもっと一生懸命にとか、何か寄り添える、もしくはお客様の心に届く、そんなおもてなしをやるきっかけになるのかなと思う」

我慢や戸惑いが続くこの苦しい経験が、いつか空の上で生かされる日が訪れて欲しいと学校関係者は願っています。

テレビ西日本

最終更新:5/12(火) 20:00
TNCテレビ西日本

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