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感染者情報一元化システム導入へ 厚労省、月内にも ファクス、手入力改め

5/12(火) 18:32配信

毎日新聞

 厚生労働省は、新型コロナウイルスの感染者情報を一元的に管理するシステムを導入する。システム名は「HER―SYS」で、保健所の負担軽減や感染者支援を充実させるのが狙い。医療機関や感染者本人が健康状態などを入力し、保健所や都道府県、国など関係機関が共有する。21自治体で試行させ、月内にも全国で稼働させる予定。

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 保健所などはPCR検査の受検者にIDやパスワード、ウェブブラウザーのアクセス先を通知。氏名や住所、渡航歴、症状、検査結果などを入力する。陽性者で自宅療養の場合は本人がシステムに毎日アクセスして健康状態を入力。入院の場合は医療機関が症状や入退院状況などを入力する。濃厚接触者にもIDやパスワードを付与し、健康状態を入力してもらう。

 これにより感染者情報や新規感染者数、退院者数といった情報が素早く集計され、広域的に情報共有が可能となるという。これまで感染者の発生情報は医師が手書きしてファクスで報告し、保健所がパソコンで入力し直すという流れで、非効率と指摘されていた。

 また、厚労省は新型コロナ向けの医療機関の情報支援システム「G―MIS」も導入する。全国約8000の医療機関から稼働状況や病床・医療スタッフの状況、人工呼吸器やマスク、防護服などの確保状況の情報を集めて一元的に把握。医療資材の供給や患者搬送調整に活用する。【矢澤秀範】

最終更新:5/12(火) 18:32
毎日新聞

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